タラは冬が旬の魚で、身には脂肪をほとんど含まず、良質なタンパク質や水分が豊富です。
淡白な魚なのでムニエル、フライ、煮付けなど様々な料理ができることも魅力の一つですね。100gあたり77Kcalと低カロリーなのでカロリー制限をしている方にもおすすめ食材ですよ!
今回はタラの栄養価についてと切り身を使用したメインにもなれるレシピを紹介していきます。
ビタミンDの重要な働きとしてカルシウムの吸収を高める働きがあり、不足してしまうと骨軟化症や骨粗鬆症の原因になってしまいます。
ビタミンDは紫外線にあたることで皮膚でも作られます。なので、屋外での活動をあまりしない人はビタミンDを含む食品を意識して摂るようにしましょう!
カリウムはナトリウムとともに細胞内外の水分やミネラル量の調整をするために重要なミネラルです。
カリウムは、過剰なナトリウムの尿への排出を促す作用があるので、むくみや高血圧の予防にも役立ちます。
グルタチオンには、細胞の老化を進めたり、がん細胞の増加や動脈硬化を引き起こす「活性酸素」を抑える強い抗酸化作用や抗ストレス作用があります。
強い抗酸化作用があるため美容クリニック等で使用されたりしているそうですよ!
また、グルタチオンは肝機能をUPさせて解毒作用を高める効果が期待されています。
エネルギー | 273Kcal |
---|---|
タンパク質 | 20.9g |
脂質 | 15.4g |
炭水化物 | 2.9g |
カリウム | 516mg |
ビタミンD | 1µg |
抗酸化作用、抗ストレス、肝機能UPと嬉しい効果がたくさん期待できるタラを日々の食事に取り入れてみてください。
給食委託会社で病院の献立作成や厨房業務に携わった後、フリーランス管理栄養士として栄養コラム執筆やレシピ開発、栄養価計算などを行なっています。
私は、管理栄養士が国家資格にも関わらず社会的地位が低いことに疑問を感じています。もっと世の中に貢献できることがあるはずです。管理栄養士の活躍が人々の毎日を健康にすると信じております。
私は、管理栄養士の専門性を活かし、栄養学の楽しさを知ってもらう、興味を持ってもらうことが大切だと感じております。
そして、栄養学を通して「食の大切さ」を伝えてゆき、「健康な毎日」の実現に繋げていきたいと思っております。
食品添加物には指定添加物とそのほかの添加物があります。身体への影響は未知な部分もあるなかで添加物はなぜ使われているのでしょうか?
食品添加物には指定添加物とそのほかの添加物があります。添加物はなぜ使われているのでしょうか? 添加物は食品の味をよくしたり、色をつけたり、日持ちをよくし食...続きを読む
3才〜5才代になると乳歯が生えそろい、大人とほぼ同じものが食べられるようになってきます。
しかし、まだ噛む力が弱いので調理の工夫は必要です。食の幅を広げていけるようにサポートしましょう! 食体験をどんどん広げましょう! 大人とほぼ同じ...続きを読む
子供にとっておやつは3食で補いきれない栄養をとる大切な時間です。それと同時に苦手を克服する良いチャンスです。
野菜食べてくれない、好き嫌いが激しいなどお子さんによって様々だと思います。 思い切って野菜をおやつにしてみるのはどうですか?野菜スティックのディップソースをつ...続きを読む
子供にとって美味しくてワクワクするおやつの時間は欠かせないものですよね。
おやつは3食の食事だけでは補えない栄養を補給する役割を果たしています。 おやつの食べ過ぎでごはんが食べられなくなるのは本末転倒なのでお子さんの様子を見ながら適...続きを読む