「春財布は縁起がいい」「春に財布を買うとお金持ちになれる」などと聞いたことのある人は多いと思います。
でも、「春」とは具体的にいつからいつまでのことをいうのでしょうか?
今回は、春財布の買い方や年間通してお財布を購入するのにおすすめの日を紹介します。
意外と知られていない財布の豆知識もお届けしますので、今年財布を新調しようと考えている人はぜひ参考にして下さいね。
「春財布」の由来は、春に新しく購入したり使い始めたりした財布は「春(はる)」=「張る」に通じ、お金がいっぱいでパンパンに中身が張る…という縁起のいい語呂合わせから来ているといわれています。
いつからいつまでが春にあたるのか、厳密な決まりはありませんが、暦の上では1月から3月まで、あるいは24節気で夏の始まりとされる「立夏」(2022年は5月5日)の前日まで…という考えの人が多いようです。意外と幅が広いですね!
購入日だけでなく、春に使い始めることも「春財布」として福を呼ぶと考えられています。
たとえばクリスマスプレゼントに財布をもらった場合、少しだけ待って年明けから使い始める……などが良さそうですね。
春に財布を買った場合はもちろん、年間を通じて大切なのが「使い始める日」です。
1年のうちには、新しく物事を始めるのに良い日や、金運がアップすると考えられている日がいくつか存在します。
特によく知られているのは次の3つです。
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび) | 月に4~6回 | この日に始めたことは、稲のように一万倍もの実りが得られる |
---|---|---|
天赦日(てんしゃび) | 年に5~6回 | 全ての神様が天に昇り万物の罪を赦す最高の吉日で、どんなことも成功する |
寅の日(とらのひ) | 月に2~3回(12日ごと) | トラはお金と同じ金色の毛並みを持ち、「出ていってもすぐに帰る」習性があるから |
そして上記が重なっている日はさらに縁起が良いとされ、この日に財布を使い始めるのがもっとも良いと考えられていますが、なんと2022年には、上の3つ全部が重なる日があるんです!
それが3月26日(土)です。この日は春財布の条件も満たしていて、文字どおり「スーパー開運日」といってもいいかもしれませんね。
もし3月26日を過ぎてしまっても大丈夫。2022年は、6月10日(金)にも一粒万倍日と天赦日が重なっています。
また10月22日(土)と11月7日(月)は天赦日と大安が重なる吉日にあたります。
「金運を上げる」とされる財布の買い方や使い方は他にもいろいろあります。
秋は稲や果物などがゆたかに実る季節ですよね。
それにあやかり、8月の立秋(2022年は8月7日)から11月23日の新嘗祭の間、あるいは地元で新米が出回る9月~11月頃に使い始める財布は「秋財布」として、持ち主に実りをもたらすと考えられています。
購入した財布は、いきなり中身を入れ替えて使うのではなく、お金を入れた状態で数日間静かに保管しておくとさらに金運が上がるという説も。
この時できるだけ多くのお札を入れておくと、財布が「これがいつもの状態なんだ」と認識し、減ってくるとお金を呼び込もうとがんばってくれる…そんな風に考えられているそうです。
お財布ががんばってくれると思うと、なんだか余計に愛着がわきそうですね。
新しい財布を選ぶ時、「長財布」と「二つ折り財布」で迷うこともあるかと思います。
一般的に、長財布は収納力やお札の出し入れのしやすさ、高級感のあるデザインなどが魅力です。
二つ折り財布はコンパクトで小型のバッグやポケットにも入りやすく、気軽に持ち歩けるのがメリット。
風水では「お札を折らずに入れられる長財布の方が居心地がいいのでお金が集まってくる」とも言われているそうです。
しかし、もしそれが普段のライフスタイルに合わないのであれば、無理に長財布を使わなくても、自分に合った二つ折り財布を気持ちよく使えば問題ないのではないでしょうか。
今回ご紹介した財布にまつわるエピソードは、広く言い伝えられてはいるものの、エビデンスのある研究や科学的根拠に基づいているわけではありません。
しかし、事務的にただ財布を買い替えるよりも、良い日を選んでていねいに準備する方が、より「大切に使おう」という気持ちにつながるのではないでしょうか。
その結果、落としたりなくしたりすることも減り、日頃からきれいに中身を整理するようになって「期限間近の1000円クーポンが見つかった!」なんてことも増えるかもしれません。
「そろそろ財布を買い替えようかな」と考えている人は、ぜひ今回の記事も参考に、大切に使える財布と出会ってさらなる金運アップを目指して下さいね。
私が結婚・出産を経験したのは今から20年前の2000年。当時は今のようにインターネットやSNSが発達しておらず、育児書以外での情報源は雑誌くらいという限られたものでした。
娘たちが小さい頃はいわゆる「ワンオペ育児(核家族で平日は母親が1人で家事や育児を担うこと)」で、娘たちには喘息やアレルギーなどの持病もあり、当時は本当に毎日大変でした。
親にとって、妊娠~出産から赤ちゃんのお世話や成長発達・幼児の「イヤイヤ期」やトイレトレーニング・園や学校でのトラブル・ママ友付き合いまで、育児の悩みや苦労はその時々で大変大きなものだと思います。
しかし、せっかく工夫してその時期を乗り越えても、子どもの成長ステージにつれ受験や教育費など次々と新しい課題が現れ、過去の悩みは記憶の隅に追いやられがち。次の世代に伝えていく機会はなかなか得られません。
まさに今、かつての自分のように悩んでいるママ・パパがいたなら、自分の経験と知識から少しでも役に立ちたい…という思いから、お役立ち情報や先輩たちの体験談をもとにした解決のヒントなどを、WEBメディアでライターとして発信するようになりました。
より的確で悩みに寄り添ったアドバイスができるよう、NPO法人日本子育てアドバイザー協会の「認定子育てアドバイザー」資格も取得。発達心理学や医学・行政支援などに関する幅広い知識を身につけています。
現在は、育児教育ライターとして子育て情報やコラムを年間100本以上連載中。
かつての自分のように子育てで悩むママやパパへ、正しい知識に基づき心がふわっと軽くなるようなあたたかみのある記事をお届けしていきたいと思います。
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