子どもは突然高熱を出すことがよくあります。「昼間は元気だったのになんで?」「うちの子はどうしてよく熱を出すの?」休日や夜間に発熱した場合は特に、子どもを病院に連れて行くべきかどうか悩むママやパパは多いのではないでしょうか。
本記事では、子どもがよく熱を出す理由や原因、自宅でできる対処法についてご紹介します。子どもの発熱時に疑われる病気や、子どもが熱を出した時に観察すべきポイントも解説しますので、受診すべきかどうかを判断するための参考になさってください。
子どもの平熱は何度で、何度から発熱といえるのでしょうか?感染症法では、体温が37.5℃以上を「発熱」、38.0℃以上を「高熱」と定義しています。ただし、子どもの平熱は大人よりも0.5℃ほど高く、一般的に約36.5~37.5℃とされています。つまり、「子どもによっては37.5℃であっても平熱の場合がある」ということです。
発熱と高熱
本基準において、「発熱」とは体温が37.5℃以上を呈した状態をいい、「高熱」とは体温が38.0℃以上を呈した状態をいう。
子どもの体温は個人差があるものの、年齢が低いほど高めになる傾向があります。季節や時間帯によっても変動し、夏場は冬よりも約0.5℃高く、一日の中では朝が低くて午後に高くなる傾向が強いです。そのため、例えば夏の午後に体温が37.5℃を超えている場合、必ずしも「発熱している」と断定はできません。
また、子どもは体温調節機能が未熟なため、環境温度や衣服の影響を受けやすく、気温に対して服を着せ過ぎている場合も体温が上がります。このように季節や時間帯、環境や状況によって体温が変動するため、子どもの平熱を正確に把握するには、時間帯を決めて数回測る必要があります。
子どもが熱を出すと、慌てて病院へ行きたくなるものです。しかし、体力が落ちているときに病院へ行くと、他の感染症に感染してしまうリスクがあります。また、病院へ行くこと自体が子どもの負担になる場合もあります。このセクションでは、すぐに病院に行くべきか、朝まで待ってもよいかを判断するのに役立つ子どもの様子について説明します。
熱があっても以下の点に該当する場合は、すぐに病院へ行く必要はありません。家でゆっくり休ませて様子を見ましょう。
生後6か月を過ぎた子どもが夜間に急に発熱した場合、他の症状がなくて元気であれば、朝まで待って受診しても良いです。例えば38℃を超えた発熱でも、ミルクをしっかり飲めて水分が摂れており、眠れていて元気な場合は、慌てず診療時間内に小児科を受診しましょう。子どもは頻繁に熱を出しますが、大人と同じように熱をつらく感じるわけではありません。
下記に示すような状況であれば、診療時間内に受診するようにしましょう。また、通常の風邪であれば、4日以内に高熱が落ち着くことが多いですので、既に一度受診していて特に問題がないと言われていても、高熱が4日以上続いている場合は細菌感染症、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症などの可能性があるため、再受診をおすすめします。
子どもの場合、「38℃以上」は注意が必要な発熱の1つの目安にはなりますが、それより重要なのは子どもの全身状態です。子どもの様子を観察し、特に下記の症状が見られる場合はすぐに病院へ連れて行きましょう。
上記症状が見られる場合は、朝まで待たずに夜間でも急患対応している病院を受診しましょう。
呼吸が荒く苦しそうな場合、呼びかけても反応が乏しいなど意識障害が見られる場合、けいれんが5分以上続く場合は緊急を要します。迷わず救急車を呼びましょう。
こども家庭庁(旧厚生労働省)の「保育所における感染症対策ガイドライン」によると、保育中に子どもが発熱した際には以下のような対応が推奨されています。
子ども一人一人の元気な時の「平熱」を知っておくことが重要です。発熱時の体温は、あくまでもめやすであり、個々の平熱に応じて、個別に判断します。
至急受診が必要と考えられる場合
- 38℃以上の発熱の有無に関わらず、
・顔色が悪く苦しそうなとき
・小鼻がピクピクして呼吸が速いとき
・意識がはっきりしないとき
・頻回なruby>嘔吐や下痢があるとき
・不機嫌でぐったりしているとき
・けいれんが起きたとき- 3か月未満児で38℃以上の発熱がある
生後3か月未満の赤ちゃんが38℃以上の発熱がある場合、重篤な感染症のリスクがあるため早急に受診が必要です。
38℃以上の発熱があっても、ある程度哺乳ができていておしっこが良く出ており、機嫌がよい場合は無理して夜間に受診する必要はありませんが、翌朝すぐに受診するようおすすめします。
胎児は母親の免疫機能によって守られており、出生後も母乳や胎盤から受け取った免疫物質(IgG)によってしばらくの間、免疫力を保ちます。母体から移行した免疫は生後半年~1年ほどで徐々に減少し、赤ちゃん自身が抗体を作り始めます。
そもそも、なぜ子どもはよく熱を出すのでしょうか。ここでは、その主な理由を3つに分けて説明します。
まず1つ目に、子どもは免疫機能が未熟であることが挙げられます。生後6か月~1歳頃までは母親からもらった免疫で体が守られているため、あまり病気になりません。
しかし、生後6か月~1歳以降、母親からもらった免疫が失われていくため、まだ十分な免疫機能を確立できていない乳幼児は、どうしても病気にかかりやすくなってしまうわけです。
2つ目に、体温調節の機能が未熟であることが挙げられます。成長するにつれてうまく体温調節ができるようになって熱が出にくくなりますが、幼い子どもはウイルスや細菌に感染すると、体温調節がうまくいかず、すぐに高熱になりがちです。また、着せすぎによるこもり熱の可能性もあるため、涼しい服装にして水分摂取をしたりうちわであおいだりなどして、体温をこまめに測りなおしてみましょう。
3つ目の点として、子どもは体内で産生されるエネルギー量が多いのも理由の一つです。このエネルギー代謝の活発さが基礎体温を高く保っているため、そもそも、子どもは平熱が高く、少し熱が上がるだけでかなりの高熱になってしまうのです。
「大人の発熱は、感染症以外にもさまざまな病気のサインであることが多々ありますが、子どもの場合は、ウイルスや細菌による感染が原因であるケースがほとんどです。」このセクションでは、以下に挙げる子どもの熱の主な原因を解説します。熱の原因となるさまざまな病気や症状について知っておくと、スムーズな対応に役立ちますので1つずつ確認してみましょう。
「発熱の症状がある子どもに関係する」と考えられる他の病気については、下記の一覧をご覧ください。
インフルエンザは例年、12月から流行が始まり3月頃まで続く感染症です。特に免疫力が弱い子どもたちは、集団生活を送る中で毎年流行が起こります。
インフルエンザの主な感染経路は飛沫感染と接触感染ですが、感染者と長時間換気の悪い密閉された空間で過ごすことで、まれに空気感染するケースもあります。比較的感染力が強いため、流行時は特に、しっかりと栄養や睡眠をとり、免疫力を高めておくことが大切です。
インフルエンザの症状は風邪に似ていますが、突然38℃〜40℃の高熱が出るのが特徴です。また、発熱に伴い、関節痛や筋肉痛といった症状が現れる場合もあります。インフルエンザには抗ウイルス薬が開発されており、年齢や成長度合い、症状によって医師の判断で使用されます。
通常、インフルエンザは3~4日程度で解熱して自然治癒しますが、高熱が続いて重篤な合併症を引き起こす可能性もあります。ですから、周囲でインフルエンザが流行している中で突発的な高熱が出た際には、医療機関を受診して必要に応じて検査を受けましょう。
また、インフルエンザに罹患すると、まれに脳炎・脳症をきたしたり、異常行動を認めたり、年齢が大きくても熱性けいれんを起こす場合があります。インフルエンザと診断されたら、少なくとも2日間は子どもが一人にならないように配慮することが大切です。
インフルエンザワクチンの接種することにより、重症化や死亡率を下げられますので、流行前に積極的に接種しましょう。
流行性耳下腺炎は、ムンプスウイルスに感染することで耳下腺や顎下腺、舌下腺が炎症を起こす病気で、一般的に「おたふくかぜ」といわれます。主な感染経路は飛沫感染で、「感染すると終生免疫を獲得する」とされています。
感染後は2〜3週間の潜伏期間を経て、微熱や倦怠等の前駆症状が1〜2日間続き、耳の横から顎にかけて大きく腫れてきます。
主に上記のような症状が特徴的な病気です。おたふくかぜには特効薬がなく、対症療法によって自然治癒を待ちます。食事は軟らかいものを選び、痛みを増強させてしまうので、辛いもの・酸っぱいもの・固いものは避けましょう。顔の腫れや痛みがつらい場合は、患部を冷却するようおすすめします。
ワクチンは1歳から接種できます。流行性耳下腺炎はワクチン接種によって高確率で予防できますので、接種可能な年齢になったらすぐにワクチンを接種すると安心して過ごせるでしょう。
RSウイルス感染症
RSウイルス感染症は風邪の一種で、RSウイルスが呼吸器に感染して発症する感染症です。「1歳までに50%が、2歳までにほぼ100%の乳幼児が感染する」といわれています。初夏から流行が始まり、初秋から初春にかけて流行が続きます。
風邪のような症状が数日続き、ほとんどの場合は軽症のうちに治癒します。しかし、1歳未満の子どもが感染すると重症化するリスクがあるため注意が必要です。呼吸がゼーゼーして苦しそうなときは早めに医療機関を受診しましょう。
ヘルパンギーナは子どもを中心に夏に流行する疾病の一つで、後ほどご紹介する咽頭結膜熱と合わせて、「子どもの二大夏風邪」として知られる疾病です。感染後3〜6日の潜伏期間の後、突然39℃以上の発熱が見られます。高熱が1〜3日続き、喉に小さな水疱ができて強い痛みを伴うのが特徴です。
食事は、喉越しが良く刺激の少ない物を与えましょう。喉の痛みが強くて食事や水分の摂取が難しいと、脱水症状が起こる場合もあります。水分の摂取すら難しく、尿量が減少するようなケースでは、補液が必要になる場合がありますので、医療機関を早めに受診しましょう。
アデノウイルスは風邪の原因ウイルスの一つです。アデノウイルス感染症の症状は一般的な風邪と比較して重く、さまざまな症状を引き起こします。
上記がアデノウイルス感染の主な病名・症状です。
高熱が4〜7日続くケースがありますが、特効薬はなく、対症療法で自然治癒を待ちます。高熱や胃腸炎で食事が取れない場合は経口補水液などで水分をしっかり摂取し、症状が落ち着くまで様子を見ましょう。
咽頭結膜熱(プール熱)
咽頭結膜熱は、先述した通りアデノウイルス感染症の一つです。 「プール熱」と呼ばれることからもわかるようにプールでも感染しますが、他の風邪と同様に、咳やくしゃみなど、飛沫感染や接触感染の感染経路もあります。
咽頭結膜熱(プール熱)の主な症状
- 1日のうちに37℃〜40℃の間で上がったり下がったりする弛張熱が数日~7日間ほど続く
- 扁桃腺の腫れ
- 喉の痛み
- 目の充血、目やに、涙が増える
アデノウイルス感染症のうち、上記のような症状が見られる場合、咽頭結膜熱と診断されます。
突発性発疹は生後6か月から1歳の乳幼児によく見られる感染症で、生まれて初めて罹患した疾病が突発性発疹であるケースも多くあります。感染症発生動向調査のデータによれば、突発性発疹の発症例の大部分は0歳~1歳の幼児に集中しており、全体の99%を占めています。
2歳以上の発症報告は非常にまれで、極めて例外的なケースとされています。この統計からも明らかなように、突発性発疹は免疫機能が未発達の乳幼児に特有の疾病です。ほとんどの大人が体内にこのウイルスを持っていて、主な感染経路は多くの場合、両親など密に接する家族からと考えられています。
突発性発疹は、10日程度の潜伏期間の後、突然38℃~40℃の高熱が出ます。通常、熱は3、4日間で下がりますが、解熱後しばらくすると主にお腹や背中など全身に発疹が現れ、1週間以内に治まります。突発性発疹の症状は、主に発熱と発疹のみで、咳や鼻水の症状はあまり見られません。
溶連菌感染症は、溶血性連鎖球菌が喉に感染して起こる感染症です。
溶連菌感染症は上記の症状がよく見られ、基本的に咳や鼻水は出ません。溶連菌感染症は抗生物質の服用により、比較的すぐに病状が治まります。しかし、体内に細菌が残った状態で抗生物質の服用を止めてしまうと、再発したり、リウマチ熱や腎炎などの合併症を引き起こしたりする場合があります。
抗生物質の服用期間は薬の種類によって変わりますが、最低7~10日間です。症状が治まったからといって自己判断で抗生物質の服用を止めたりせず、必ず医師に指示された期間や量を守って抗生物質を服用するようにしてください。
熱中症は、体温が上がっても体内の熱が適切に放出できない状態を指し、気温の高い夏に感染症にかかっていると熱中症になりやすいです。体温が37.5度を超えていると、脱水症や熱中症のリスクが高まり、熱中症が重症化すると、40℃を超える場合もあります。
特に子どもは発汗が多いため水分不足になりやすく、背が低い子どもは高温になるアスファルトからの熱を受けやすいため、熱中症にかかりやすくなります。
このため、日常的に水分をこまめに摂取することが大切です。特に夏の暑い日に外出する場合は、ベビーカーを使用する際に日よけカバーや保冷剤を活用して、直射日光や照り返しから子どもを守るように気を配ってください。できるなら気温の高い時間帯の外遊びや外出を控え、涼しい時間帯に行動しましょう。
さらに、子どもの衣服選びも重要です。通気性の良い軽装を心がけ、室内でもエアコンを適切に使用して快適な温度を保つようにしましょう。
お子様が突然熱を出したとき、「適切に対処して少しでも楽にさせてあげたい」と思われるでしょう。このセクションでは、自宅で簡単にできる処置方法を紹介します。お子様の回復を早め、自宅での快適な療養をサポートするために、ぜひ参考になさってください。
熱が上がっている途中は手足が冷たく寒気がしているときなので、毛布などでしっかりと体を温めてください。そのうち、熱が上がりきると今度は手足がポカポカ温かくなって、汗をかいてきますので、そうすると今度はアイスノンなどでしっかりと冷やしてあげてください。首筋、わきの下、足の付け根(鼠径部)など、太い動脈が走っているところを冷やすと体温が下がりやすいです。
「熱さまシート」はよく知られている商品で、発熱時に子どものおでこに貼る方も多いかもしれませんが、実際には熱を下げる効果はほとんどありません。先述の通り、医学的には首やわきの下、足の付け根など太い血管が集まっている場所を冷やすのが有効とされています。おでこにはこれらの太い血管がないため、熱さまシートを貼っても体温を下げる効果は期待できません。
とはいえ、発熱している場合は深部体温が上昇していますから、太い血管であっても皮膚の表面を冷やすだけでは根本的な解熱はできないとされています。熱さまシートは熱による苦痛を少しでも和らげたいときには役立ちますが、重大な事故につながりかねない注意点もありますので、下記の記事を参考になさってください。
熱が高いときは、汗をかいて気が付かないうちに脱水を起こしているケースもあります。意識的に普段よりも多く水分補給をさせてください。
また、熱が高い場合や喉の痛みが強い場合など、食事が満足に取れないこともあるでしょう。十分に食事が取れない場合は、経口補水液で体内の水分やミネラルを補給しつつ、体力の回復を待ちましょう。
汗をかいたままにしておくと、汗にかぶれて皮膚炎を起こしやすくなります。子どもが汗をかいていたら、濡らして固く絞ったタオルで体を拭いて、こまめに着替えさせてください。
結論から述べると、基本的に解熱剤は使わない方が良いでしょう。熱は、体内に侵入したウイルスへの防衛反応であり、本質的には正常で有益なプロセスです。したがって、発熱そのものが病気を治す一助となり、解熱剤はそのプロセスを妨げかねません。
解熱剤を使わずに済むなら、それが最善です。苦しそうな様子を見るのはつらいですが、子どもが安静に休めるよう、落ち着いて対処しましょう。
ただし、下記のような場合には解熱剤の使用を検討してください。
どうしても高熱が下がらず、元気を失っている場合にのみ、解熱剤の使用を検討してください。解熱剤は病気を治すものではなく、一時的に熱の症状を緩和して楽にするための対処法です。解熱剤を使用して、体温を平熱まで下げようとするのは避けてください。39℃の高熱が38℃に下がる程度で十分であり、平熱まで下げる必要はありません。
解熱鎮痛剤の中で最も安全とされているのは「アセトアミノフェン」という成分で、厚生労働省の資料でも下記のように記述されています。
お子さん、妊娠している方は、服用できるお薬が限られます。薬剤師に相談して購入するようにしましょう。特にお子さんのインフルエンザの解熱に使用する場合は、有効成分がアセトアミノフェンのみの製品を使うようにしましょう。
解熱鎮痛薬を飲むときは、他の解熱鎮痛薬や風邪薬と併用しないでください。解熱鎮痛薬や風邪薬には同じ効果をもつ成分が含まれているため、併用すると安全な量より多く飲むことになってしまい、危険です。
高熱が続くと、「脳に影響を及ぼすのではないか」と心配になるかもしれませんが、感染症によって脳に影響を及ぼすほどの高熱になることはありません。高熱が出るのは、子どもの体内で、免疫機能がウイルスや細菌と戦っている証拠です。
高熱といっても、ウイルスや細菌を撃退するための免疫反応のため、細胞が死に至る42℃を超えることは基本的にないのです。髄膜炎や急性脳炎、脳症など特定の感染症でない限り、熱が上がり過ぎて脳に障害が生じることはありません。ただし、「緊急受診が必要な要注意の子どもの症状」で紹介したように、重篤な感染症が疑われる場合には速やかに医療機関を受診してください。
子どもは突然熱を出すことがあります。突然の熱に慌ててしまいがちですが、「よくあること」と割り切って、落ち着いて対処するようにしてください。ママやパパが慌てていると、子どもは不安を感じ、安心して休めません。
この記事で説明した通り、熱を出した際にポイントを押さえて子どもの様子を観察したうえで、必要があると判断した場合は、医療機関を受診するなど、専門家の指示を仰ぎましょう。休日や夜間にお子さんの症状について判断に迷った場合、「#8000」に電話することで、小児科医や看護師に相談することができます。
休日・夜間にどうしたらよいか判断に迷う場合は、「#8000」に電話し、小児科医師や看護師に相談することもできます。
「#8000」は子ども医療電話相談事業の全国共通の短縮番号です。ダイヤルすると、各都道府県の相談窓口に自動転送され、小児科医や看護師が無料で適切なアドバイスをしてくれます。これにより、緊急時にどのように対処すべきか、受診の必要性があるかどうかを判断する手助けが得られます。
携帯電話からも発信できますが、短縮ダイヤルでかけた場合の通話料は利用者の負担です。かけ放題プランを利用している場合は、短縮ダイヤルを利用せずに各都道府県の相談窓口へ直接電話をかければ通話無料です。
今後のために、該当する都道府県の電話番号を確認して携帯電話に登録しておけば、スムーズに問い合わせできます。都道府県によって異なる対応時間や電話番号は、下記の厚生労働省のホームページでご確認ください。電話番号は、「一般ダイヤル回線」に記載している、お住まいの地域に該当する都道府県の欄を見るとご確認いただけます。
小児科・小児てんかん・発達障害・乳児健診・予防接種・病児保育室
はじめまして!このたび、海田市駅前に小児科を開業しました、「きらきらこどもクリニック」院長の林 裕美子です。
お子さん自身が来たいと思うほど楽しく、親御さんからなんでも気軽に相談してもらえる「あたたかいクリニック」を目指しています。
私自身、小さい頃から病院が大嫌いで、高熱が出ても絶対に行きたくない!と駄々をこね、引きずられながら病院に連れていかれるような子どもでした。「病院」というものに何かしらの恐怖を感じていたのだと思います。そんな私が医師を目指したのは、小学生の頃、祖母が病気になったことがきっかけでした。ベッドに横になって元気のない祖母に何もしてあげられないことが悲しくて、医師になって祖母の病気を治したいと思ったのです。そして、大学生のとき、小児糖尿病キャンプに参加し、子どもたちが懸命に自分の病気と向き合い、血糖測定やインスリンの自己注射をしている姿を見て、子どもたちのひたむきさ、純粋さに感動し、子どもたちに寄り添う小児科医になることを決意しました。
お子さん1人1人がキラキラ輝く笑顔を見せてくれるようなクリニックを目指したいと思い、「きらきらこどもクリニック」という名前にしました。
また私自身働くお母さんとして、子どもさんが病気になったときに働く親御さんたちを応援したいとの思いで、「病児保育室ぽかぽか」を併設しました。
どうぞよろしくお願いいたします。
子どもは突然高熱を出すことがよくあります。「昼間は元気だったのになんで?」「うちの子はどうしてよく熱を出すの?」と悩んでいるママやパパも多いのではないでしょうか。
子どもは突然高熱を出すことがよくあります。「昼間は元気だったのになんで?」「うちの子はどうしてよく熱を出すの?」休日や夜間に発熱した場合は特に、子どもを病院に連...続きを読む