医療や健康に関する様々な情報や知っておくと役に立つあれこれなど、ドクターや専門家からの知見でお届けします。
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ヒルドイド®はヘパリン類似物質と呼ばれる高い水分保持作用を持つ保湿剤で、アトピー性皮膚炎や皮脂欠乏症などの乾燥性皮膚疾患を適応症として処方可能な薬です。...続きを読む
トコジラミはナンキン虫と呼ばれ、かつては第二次世界大戦前までは日本において珍しいものではなく、現在は発がん物質として使用が禁止されたDDTが戦後に殺虫剤として散...続きを読む
頭皮やすね、体などにガサガサしたあかみが多発する皮ふ病です。 生まれながらの遺伝子の特徴と、高血圧や糖尿病、喫煙などさまざまな因子 が発症の引き金にな...続きを読む
円形脱毛症 (Alopecia areata: AA)は、主として頭髪に(ひげや鼻毛・わき毛なども抜けることがあります)硬貨大ほどのまるい脱毛を生じ、良くなった...続きを読む
レーザー治療ってしばしば耳にしますが、そもそもレーザーって何でしょう?
LASERとは? LASERは〝Light Amplification by Stimulated Emission of Radiation〟 (誘導放出...続きを読む
一口に顔の〝シミ〟といっても、その中にはたくさんの病態があるため明確な定義はありません。
一般的には〝限局的な皮膚の色素の増加〟のことを指しており、いわゆる〝シミ〟に含まれる疾患として 老人性色素斑(日光黒子) 脂漏性角化症 肝斑 後...続きを読む
にきびは青春のシンボルとされていますが、痛くて赤いにきびができたら気分がさえない、、、そんなことありますよね。
皮ふ科でのにきびの治療は一昔前と比べてずっと進歩しています。 しっかりと正しく治療し、すべすべお肌を取り戻しましょう!! にきびってなんですか? に...続きを読む
「お薬によるアレルギーはありませんか?」と先生や薬剤師の方に尋ねられる機会は多いと思います。
薬疹の定義は、少し難しいのですが、〝全身投与された薬剤またはその代謝産物により直接的・間接的作用により誘導される皮膚粘膜病変〟とされています1)。その症状や経過...続きを読む
ほくろはごくありふれた色素性の皮膚病変で、大小さまざまの、もりあがったものから扁平なもの、黒いものからあかっぽいもの、生まれつきあるものから生後に生じるものまでいろいろなものがあります。
その病態や分類などは意外に奥が深く、ほくろのがんであるメラノーマの発生についてなどまだまだ未解決な点が残されています。 〝ほくろ〟って病気なんですか・・・?正...続きを読む
皮膚にぶつぶつを認めないのに全身の強いかゆみを感じることはないでしょうか?
湿疹や赤みなどの皮膚病変がないにもかかわらずかゆみを感じる状態を皮膚掻痒症といいます1)皮膚掻痒症は、高齢者に多い皮膚の乾燥をともなうもののほか、腎不全や肝硬変...続きを読む