【厳選2店】広島で美味しいヴィーガン料理、オーガニック料理が食べられるお店

2022.11.09

健康に気を使ったり、環境や自然に配慮した生き方から、オーガニック食材やヴィーガンと呼ばれる、周りを傷つけない生き方が、日本にも浸透しつつあります。

ですが、広島ではヴィーガンが気軽に行けるような、オーガニック食材を使ったお店は非常に少なく、食材や自然に注意を払う人たちの外食の選択肢も限られます。

様々な考え方の人が、満たされるためにはもっと多くの選択肢があってもいいのではと思いますよね。

この記事では、日本でも浸透しつつあるヴィーガンや、食材にもこだわりたいという人たちのニーズを満たせる、オーガニック食材を扱っている、広島のお店について紹介していきます。

広島の本通から少し脇に入った、紙屋町一丁目に静かに佇む『喫茶さえき』。

広島では珍しい「完全菜食主義者」ヴィーガンに対応したカフェです。

今回はモーニングにお邪魔してきました。

写真は朝限定の『ヴィーガンサラダセット』。日替わりのお野菜と、レンズ豆のムフスとパン、奥に見えるヨーグルトは牛乳ではなく豆乳を使用しています。コーヒーもオーガニック栽培で作られたコーヒー豆から、丁寧に抽出しています。

少ないように見えて、味付けが工夫されていて食べ終わってみると意外と満腹に。個人的に気に入ったのは、甘酒を使ったドレッシング。油分は控えめで、しっかりと野菜の味を引き立ててくれる絶妙な味でした。

ランチにはひよこ豆のコロッケや、レンズ豆のハンバーグなど食べることもでき、ヴィーガンであっても色々な料理を堪能することができます。もちろん、ヴィーガン以外の人も楽しめるようなチキンバーガーや卵を使ったメニューも用意されているので、どんな人が行っても本当に体に優しい食事を楽しむことができます。

お話を聞いてみると、実は長い歴史を持っているということがわかりました。元々先先代が経営していた銭湯の跡地にカフェを建てたそうで、開業45年現在は2代目オーナーが切り盛りされています。２階はホテルになっており、健康的な食事をとりながら、広島の中心で宿泊できるので意外な穴場スポットかもしれません。

また、私が訪れた際に海外からのゲストも店内で食事をとっており、グローバルに受け入れられていることも、歴史の長さを感じます。

多様な価値観が受け入れられる海外ではヴィーガンも浸透しています。海外のゲストを広島でおもてなしする際は、必ず候補の一つに入る喫茶店です。

施設名	喫茶さえき
住所	〒730-0031 広島県広島市中区紙屋町1-4-25
営業時間	10:00 - 21:00 ＊18:00以降は予約のみラストオーダー 17:30 定休日：第2、4日曜日＊祝日は営業してます。
TEL	082-246-9339
公式サイト	https://kissa-saeki.com/

※掲載内容は情報が最新でない場合もあります。詳細に関しては各施設にお問い合わせいただきご確認いただくようお願いします。

横川の鷹野橋商店街に今年の8月にオープンしたばかりの『自然食cafe&barゆらり』。

無農薬栽培や、オーガニック生産にこだわった食材を使用しており、生産者の社名や名前も表示されているので、外食でも口に入るものにこだわりたい、という人も安心して食事を摂ることができます。

今回私がいただいたのは『特製スパイシーカレー』。

このカレーは小麦粉を使用していない、いわゆるグルテンフリーで作られており、糖質やグルテンを制限している人におすすめのメニューです。ただし、名前どおりかなりのスパイシーさを感じる本格派のカレーなので辛いものが苦手な人は御用心を。

ヴィーガンには対応していませんが、店内には小さなお子さんとも一緒に食事を取れるスペースも用意されており、使用されている食材の生産者も明記されているので、子育て中のお母さんたちも安心して気軽に通うことのできるお店です。

最近寒い日が多くなってきましたが、食後はカレーのスパイスのおかげか、じんわり汗が滲むほどでその日の午後は活力的に過ごすことができました。

健康のために口に入るものはこだわりたい、そして美味しい食事が摂りたいという人におすすめのお店です。