あいにくのお天気や、ワンオペで過ごす週末。おうちで過ごす一日って、意外と長いですよね。
ついついテレビやYouTubeに頼ってしまいがち。
そんなときは、子どもと一緒にお菓子作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。
お菓子作り初心者さんには、いつでも家にある材料で簡単に作れる、クッキーがおすすめです。
オーブンさえあれば、抜き型や延べ棒などの道具も必要ありません。
今回は、ノンバターで作れるスノーボールクッキーを紹介します。
ノンバタースノーボールクッキーの材料はこちら。
薄力粉:150グラム(薄力粉100グラム+きな粉やココア50グラムでもOK)
砂糖:60グラム
サラダ油:60グラム
なんと、必要な材料はたった3つ。
バターはもちろん、卵や牛乳、バニラオイルも必要ありません。
いたってシンプルなレシピです。
今回はきな粉を混ぜてみましたが、薄力粉のみでも充分美味しいクッキーになりますよ。
まずは材料を用意しましょう。
それぞれ計量して、別の容器で保管してもいいですが、洗い物を増やさない裏技があります。
クッキングスケールやはかりの上にボウルを乗せ、材料をどんどん追加していく方法です。
まず薄力粉を150グラム入れます。次の砂糖は、150+60=210グラムなので、メモリが210グラムを指すまで入れます。
ここでいったん、ゴムベラや木べらで軽く混ぜ合わせておきましょう。
砂糖の塊があれば、崩しておきます。
粉類が均等に混ざったら、最後にサラダ油を入れます。
ゆっくりと回し入れ、メモリが270グラムを指したらストップ!
使用する薄力粉や油、部屋の湿度によっては、サラダ油が60グラムでは少なく感じる場合があります。
混ぜている途中で、あまりにもまとまりが悪いと感じたら、少しずつサラダ油を追加してみましょう。
サラダ油を入れすぎると、ベタベタとして成型しずらくなりますので、注意してください。
このあたりで、オーブンを170℃に予熱しておきましょう。
写真のように、ポロポロとした状態でなんとなく粉っぽさがなくなったら、生地は完成です。
いよいよ子どもたちが大好きな工程、クッキーの成型タイムが始まります。
きれいに洗った手でこねこねして丸めてもいいですし、ラップにくるんで丸めてもかまいません。
子どもたちの一口大より、やや小さいくらいの大きさに丸めましょう。
オーブンで焼くと、少し膨らみます。
大さじすりきり1杯くらいの量を目安に、等分するとわかりやすいです。
オーブンの天板には、クッキングシートを敷いておきましょう。
丸めたクッキーは、間隔を取りながら乗せていきます。
生地をすべて丸めたら、オーブンで焼きます。
天板をオーブンに入れ、170℃の18分で設定しましょう。
クッキーの大きさや、オーブンの特性によっても焼き時間は異なります。
時々オーブンの様子を覗き、焼き色がついているか確認しましょう。
オーブンの窓も熱くなっていますので、子どもたちがのぞき込む際も注意してくださいね。
こんがり焼けていたら、オーブンから取り出します。
天板はとても熱いので、お子さまには充分注意してください。
天板のまま、お子さまの手が届かない場所に避難させ、粗熱を取りましょう。
粗熱が冷めた状態で、焼きたてをホクホク食べられるのも手作りの魅力。
子どもたちがやけどしないように、中の温度を確かめてから、食べさせてあげてください。
あれば粉糖を、茶こしで振りかけてあげるとオシャレなスノーボールクッキーになります。
きな粉やココアなどでも代用できますが、なくてもかまいません。
また、水分が少ないクッキーなので、飲み込みにくく喉に詰まりやすい可能性があります。
小さな子は、一口で食べずに、少しずつかじって食べるようにしてくださいね。
牛乳やお茶、ジュースなどの水分も忘れずに。
手作りクッキーは、バターや卵、牛乳を使うレシピが多いですが、実は紹介した3種類の材料だけでも簡単に作れます。
今回は丸めてスノーにしましたが、薄く伸ばせば型抜きクッキーにも代用可能。
幼稚園の年中さんくらいからは、型抜きが上手にできるようになります。
粘土遊びで養った、手先の器用さを発揮するチャンス!
いつもおうちにある材料ですぐに作れるので、ぜひ親子で挑戦してみてくださいね。
広島市在住の40代。社会人から小学生まで4人の子を持つ母です。今しかない子育ての時間を大切にするべく、ワークライフバランスを模索しています。スイーツ、お酒、ドライブが好きなアクティブママです。