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ミカンの収穫と梅のせん定と畑の草刈り

ミカンの収穫と梅のせん定と畑の草刈り

2023.06.06

果樹を植えている畑は、かんきつ類の収穫シーズン真っただ中!!1月にはミカンを収穫することができました。もう少したてば、キンカンも収穫できそうです。

梅や柿、カリンの葉が落ちたあとの静かな畑に、オレンジ色の実が良く映えています。収穫してはパクっとつまみ食いをしながら、家族で畑ライフを楽しんだ休日でした。

2月中旬になると、梅の花が開き始め、甘い香りが漂います。メジロなどの小鳥が枝にとまり、花の蜜を吸っています。春を感じながら、初めての「梅の木のせん定」をやってみました。

昨年よく実ったミカンも、今年は少なめの収穫

子どもの背の高さほどのミカンの木。植えて何年目なのか不明ですが、刈り残した雑草に埋もれてしまうほど小さいサイズ。畑を歩いていると、木の枝にズボンが引っかかり、「あら、そんなところに居たのね」と思い出すほど、まだ小さいのです。

それでも昨年は、びっくりするほどたくさんの実をつけてくれて、家族で豊作を喜びました!!

今年も5月に白い小さな「ミカンの花」を咲かせてくれました。そこから少しずつ、カボスのような緑色の実になり、1月にはオレンジ色のおいしそうなミカンができていました!ウラの年は、あまり実がならないと聞いていたので、期待はしていませんでしたが、昨年と比べてかなり少ない実の量でした。

ミカンの年間の手入れは、つい肥やせん定、摘蕾や摘果があるのですが、今シーズンはそこまでの手入れはできず、収穫後に穴を掘り、有機質肥料を根の周りにやったぐらいです。

子どもたちと一緒に、ハサミを使って収穫していきます。収穫したそばから、みんな食べてしまうので、持って帰れる実はたったの2個。全部子どもたちのおやつになってしまいました。

「最近のミカンは、甘ったるい!!甘酸っぱいミカンが一番おいしい!!」と、テレビで言っていましたが、畑のミカンは、まさに甘酸っぱい味!

最近では、甘い果物が好まれているせいか、品種改良された甘い味のミカンが増えてきたように感じます。市販品では、なかなか好みの味のミカンに出会えませんでした。しかし、畑でとれたてのミカンを食べると、甘味と酸味のバランスがちょうどいいんですよね。皮も浮いていなくて、実がびっしりとつまっています。

もちろん、無農薬・無化学肥料栽培なので、自然のままに育ってきたミカンですが、味は申し分なくおいしかったです。

あとは収量が多くなる工夫をしなければいけないなと感じました。

梅の木のせん定

梅の木のせん定作業を初めてやってみました。梅の収穫時に、枯れた枝や茂った枝に梅の実が当たって傷がつくことを防いだり、風通しをよくして、病害虫を防ぐことが目的です。今までは放置していて、せん定したことはありませんでしたが、図書館で果樹の手入れの本を借りて、せん定方法を調べてみました。

夏と冬にせん定するそうで、冬のせん定は

  • 株の内側に向かって伸びている枝
  • 枯れている枝
  • 他の枝と交差している枝

をせん定するそうです。

時間に限りがあるので、この条件に一致した枝をノコギリやせん定ハサミで、せん定していきます。

せん定枝には花のつぼみがついたものも多く、ためらいましたが、6月の梅の収穫を想像しながら切っていきました。

「これを今まで放置していたせいで、梅の実に傷が入っていたのか」と、初めて分かりました。今までせん定してこなかったので樹木の高さは5メートルほどあります。今回は、ハサミやノコギリの届く範囲のせん定はできました。地面に枯れた大小の枝がたくさん落ちているのを見ると、スッキリした気持ちになりました。

畑の草刈り

果樹の畑の管理として、冬のうちに済ませておきたいのが草刈りです。とくに、「ひっつきもっつき」と呼ばれている、服に種がくっついてくる雑草が、そこら中に生えています。

初夏になってしまうと、雑草の成長スピードに草刈りが追いつかなくなるので、冬のうちに、できるだけ刈り取っておきます。またひっつきもっつきの種をまた畑に放置すると、また草だらけになるので、管理に苦労するこれらの草の種は持ち帰り処分します。

家族の中で、ツルツルのジャンバーとズボンを着ていたのは私だけ。種がくっつかないので、草刈り担当。種がひっつく雑草の種類は、「コセンダングサ」か「アメリカセンダングサ」。今回は、これを畑から一掃しました。

さわるとチクチクするので、軍手で戦いましたが、このように完敗・・・。ビニールの軍手に変えて、再挑戦。種を畑に落としたくないので、抜いたらすぐに大きな袋に入れていきます。かなり太い茎なので、抜くのはひと苦労。根元をハサミで切ってもいいですが、地面から枝が飛び出しているようになって危険なので、なるべく根っこから抜きました。

2時間ほどかけて終了。

雑草を力いっぱい抜いていると、野ばらのトゲが手に刺さりました。野ばらも抜いてしまおうと思いましたが、かわいい花をつけてくれるはずなので、そのままにしておきました。

畑にはたくさんのスイセンも植えてあります。草刈りがすむと、生き生きとしたスイセンが、顔を出してくれました。

帰りには、面白いほどたくさん、子どもの服に種がついていたので、ひとつひとつ除去。それでも無数の種が畑に落ちたのでしょうから、春からもまた雑草との戦いが待っています!!

この記事のライター

レモン

広島市在住の30代主婦。幼稚園から小学生までの3人の男の子のママ。夫の無農薬栽培の畑も手伝っています。 大学では環境問題を学びました。自然が大好きで、子どもの山歩きサークル歴5年。キャンプや釣りも始めたので、毎週のように子どもたちと山・川・海をハシゴする超アクティブ派!! 子育て中のママ目線の記事を書いていきたいです。

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