みなさん、ヨガをご存じですか?
しかし、ヨガは知っていても「チェアヨガ」という言葉を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか。
「チェアヨガ」とは、その名の通り椅を使って行うヨガのことです。
ヨガは難しそうで敬遠している方にオススメなのが「チェアヨガ」です。
この記事では、チェアヨガのメリットや方法について詳しく紹介していきたいと思います。
運動不足の方にも、デスクワークの合間に体の疲れを取りたい方にもオススメですので、ぜひ最後までご覧ください。
一般的なヨガとの違いは、床ではなく椅子を使ってヨガを行うことです。
チェアヨガのメリットとは、椅子を使用することで椅子が体を支えてくれる点です。
そのため「体が硬い」「体力に自信が無い」「高齢」など、どんな方でも無理なく効果的にヨガを行うことができます。
チェアヨガは動きもシンプルで分かりやすいので、どなたでも気軽に取り組むことができオススメです。
また、椅子を使用すれば正しい姿勢を保つこともでき、体を大きく動かしやすくなります。
体を大きく動かせると、呼吸も深くなり、リラックス効果をより感じやすくなるというメリットもあります。
チェアヨガで使用する椅子は、肘掛けがなく座面が硬いものを選んでください。
椅子の高さは座った時に足裏がしっかりと床につくようにします。
膝が90度になる高さがベストですが、高さが足りなければ足台を用意するなどして工夫すると良いですね。
チェアヨガの始まりと終わりには、下記で説明する基本姿勢に戻るようにしてください。
ヨガは呼吸が重要です。
呼吸が途切れないよう、深い呼吸を意識してください。
鼻で呼吸をすると苦しい方は、口から吐いてもOKです。
呼吸は「細く」「長く」「ゆっくり」行うことがポイントです。
まずは体のゆがみをとることで、体の左右のバランスを良くしていきましょう。
動作は焦らず、ゆっくりと行います。
肩甲骨のコリをほぐすことで、血行が促進され肩こり解消効果が期待できます。
ウエストを引き締めるポーズでは、体をねじることで内臓が刺激され、腰や背中の血行が改善されます。
股関節を緩めることで、怪我の予防にも効果があります。
このポーズでは腸腰筋をストレッチすることで、股関節の動きをスムーズにさせ、全身の血行を促進させます。
チェアヨガは、高齢者の方でも安心して行えるヨガです。
今まで運動習慣が無かった方は、まずはチェアヨガから取り入れてみてはどうでしょうか?
椅子を使うことで安全性が高いため、怪我や病気で行動制限がある方にもオススメです。
椅子さえあれば始められるので、自宅やオフィスなど場所を選ばず気軽に実践することができます。
場所も人も服装も選ばないチェアヨガは、今後さらに注目を浴びること間違いなしです。
ぜひ試してみてくださいね。
本業では約10年間、病院での理学療法士業務を経験し、現在はデイサービスで機能訓練指導員として働いています。 プライベートでは、小学2年生と3歳の兄弟の子育てに日々奮闘しながら、ライターとしても活躍中です。