日本人初の金メダリストは広島県海田町出身なのをご存知ですか?アジア人初の金メダリストでもある織田幹雄さんは、陸上の三段跳び、走り幅跳び、走り高跳びなどの競技で活躍されました。
今回は海田町にある「織田幹雄記念館」をご紹介します。織田幹雄さんの偉業と人間力が学べる貴重な資料は、無料で見学可能です。織田さんの記録を視覚的に理解できるよう展示にも工夫がされており、クイズコーナーやフォトスポットもありますよ!大人も子どもも楽しみながら学べるため、家族でのおでかけにもオススメです。
織田幹雄記念館は、海田町出身である日本人初の金メダリスト、織田幹雄さんの足跡をたどる記念館です。海田公民館との複合施設「織田幹雄スクエア」内の2階にあり、無料で見学できます。
また、広島県指定重要文化財・名勝の旧千葉家住宅も隣接しており、こちらも無料で一般公開されています。
※旧千葉家住宅の一般公開日は、海田町公式サイト「旧千葉家住宅について」をご確認ください。
織田幹雄記念館のくわしい情報は以下の通りです。
住所 | 〒736-0066 広島県安芸郡海田町中店8番24号織田幹雄スクエア2階 |
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入館料 | 無料 |
開館時間 | 9:00~17:00 |
駐車場・駐輪場 | 無料 |
休館日 | 12月29日~1月3日 |
アクセス | 海田市駅から徒歩5分 |
※掲載内容は情報が最新でない場合もあります。詳細に関しては各施設にお問い合わせいただきご確認いただくようお願いします。
今回は館長の小谷さんにご案内いただきながら、織田幹雄記念館の魅力を探ってきました。
まず目を引くのが、織田幹雄スクエア入り口横にある跳躍イメージ。1928年アムステルダム五輪で金メダルを獲得したときの三段跳び15.21mの記録とともに描かれています。
実際のスケールを目にすると、その飛距離に驚かされます。
2階へ上がると織田幹雄記念館、入口です。
入口横にはフォトスポット。メダルを首からかけて、表彰台の上で記念撮影できます。表彰台やメダルに憧れる人は多いはず!なかなかできない体験が味わえるでしょう。
展示室は陸上競技場のトラックをモチーフにしたデザイン。多くの展示場では左回りを採用していますが、織田幹雄記念館は実際にトラックを走る向きに合わせて、右回りでの見学を採用しているそうですよ。
走り高跳びや走り幅跳びなどの競技でも活躍された織田幹雄さん。これらの記録も視覚的に体感できる展示になっています。
スパイクやディプロマ(賞状)など、貴重な資料も数多く展示されています。
じっくり見学すると、織田幹雄さんの几帳面で真面目なお人柄が見えてきます。才能に恵まれながらも努力を惜しまず、日々分析しながらも競技を楽しむ姿勢などが感じられるでしょう。
選手を引退後も陸上競技の発展を願い、尽力された織田幹さんは、数々の名言も残されています。市民ランナーの私の心にも響く言葉がありました。努力を重ねて多くの功績を残された織田幹雄さんの言葉は、来場してじっくり味わってみてくださいね。
今回は海田町にある、日本人初の金メダリスト織田幹雄さんの記念館についてご紹介しました。織田幹雄さんの功績と人間力が伝わる、貴重な展示の数々。陸上競技に興味のある方はもちろん、子どもから大人まで、楽しく学べる記念館です。
駐車場や駐輪場も完備されており、無料で見学可能なため、家族でのお出かけにもオススメです。広島県出身の金メダリストの偉業を間近に感じてはいかがでしょうか?
前職は教育業界。得意の説明能力と、調べることが好きで好奇心旺盛な性格を活かして、30代でWebライターへ転職。現在ライター歴8年目で、これまで生活、教育、健康、Web制作など、さまざまな分野・メディアで執筆してきました。 小学生男児2人の母で、趣味はランニングとおいしいものを食べること。広島県内にあるさまざまなお店へ走って行き、お腹と心を満たしています。