蒸し暑い日々が続いています。食欲不振という方もいらっしゃるでしょう。あっさりしたものばかりだと夏バテしてしまいます。買ってきた材料が中途半端に冷蔵庫に残っているという事はありませんか?上手に材料を使いまわしながら、短時間でおいしいご飯を作りましょう!
(材料は特記がない限り2人分です)
前回:「調理する時間がない!」でもおいしくてバランスの良いササッとメニュー
魚の値段が高くて驚きますが、鮭は価格が安定していて重宝します。いつもムニエルやバター焼きでは飽きるのでさっぱりと夏仕様です。
今夏はなすの生育が悪いのか、黒光りするものが少ないように思います。表面の紫色が濃くつややかなものが良品です。
最近のカボチャは煮ても焼いても、とてもおいしく食べられます。驚くほど甘いものもあります。
『にがうり』という名前の通りモモルデシンという苦み成分が含まれています。緑色の濃い色の均一なつやのあるものを選びましょう。
カレー粉は20~30種類のスパイスをカレー用に配合した混合調味料です。色の原料、香りの原料、辛味の原料などが混ぜ合わせてあります。
そうめんうりはカボチャの仲間で、肉質が粗く繊維質に富んでいるので輪切りにしたものを茹でると素麺のような糸状にほぐれます。
冷蔵庫に使いかけの野菜がたまってきてスープを作ることがありますが、卵でとじても意外においしく食べられます。マヨネーズと牛乳を加えるとふんわり焼けます。
食べたくて買ってもついつい冷蔵庫の隅に追いやられている朝食グッズはありませんか?チーズフードやジャム等も上手に料理に活用して、早めに使い切りましょう。
ヤマノイモ類の中でも一番目にするのが長いもだと思いますが、自然薯や大和薯に比べて粘りけが少なく扱いやすいのでとろろ汁が簡単にできます。
餃子の皮が冷蔵庫に残っていたので、作ってみました。水餃子も良いですが、餃子の皮のような小麦粉で作った皮を使った料理が世界中にいろいろあります。
子供の頃、我が家では料理好きの母がいち早くトマトを植えてケチャップを作ったりしていましたが、
私は朝早く起きて、まだ朝露がついている冷たいトマトをかぶりつくのが好きでした。
今年はキュウリが高くて驚きます。安いと思って袋買いしたキュウリがしなびていませんか?
合わせ酢に漬けておくと2~3日おいしく食べられます。食欲がない時は重宝します。
コロッケは手作りだと本当においしいですが、手間が大変です。前日にじゃがいもを茹でて粉吹き芋にしておけば冷まさなくても良いので簡単にできます。
煮びたしは普通の煮ものと比べて、薄味で汁気が多い煮物のことを言います。優しい味に仕上げましょう。
モロヘイヤはエジプト原産で『王様が食べるもの』と言う意味です。古代エジプトで重病の王様がモロヘイヤスープで元気になったとか。1980年代に流行ったような記憶があります。
生食用のいたや貝が売られていたので、買ってみました。ホタテ貝よりずっと小粒で、ベビーホタテくらいの大きさです。普通は手に入らないので、ベビーホタテで作ってみてください。
(作りやすい分量にしています)
豆板醤(トウバンジャン)は空豆を発酵させて作った中国の四川地方の味噌で辛いのが特徴の味噌です。入れ過ぎないように気をつけてください。
切り干し大根は買って忘れていると黄色くなって、風味も悪くなります。新しいうちに煮物や卵とじ、和え物、サラダなどに使ってしまいましょう。
今回のメニューは節約を意識しながらも冷蔵庫やストックの食材が使えるメニューで、あまり面倒でないものをと思っていましたが、出来上がってみるとちょっと大変そうに見えます。
また、書き方を簡単にするためにカタカナを多用したのが違和感があったので少しづつ直しています。来月はもっと手軽なメニューを考えようと思います。