私が子育てをしている頃は、働く母親は少数派でした。総菜などもそんなに種類がなかったと思います。近年の一番の変化は、男性が料理することに偏見が無くなったことではないでしょうか?
昔『聡明な女は料理がうまい』という本が話題になったことがありました。材料から、段取りを考えながら完成品をイメージするのってとても知的な作業だと思いませんか?料理をすることは認知症予防にもなると思います。あまり難しいことは考えないで、楽しくみんなでお料理をしてみませんか?
(材料は特記がない限り2人分です)
前回:「体重を落としたい!」と思っておられる方へ、バランスの良いレシピの提案です。
あじは味が良いため、あじという名がついたのだとか。旬は5月~8月だが今の時期も割合い安価で、一年を通してそんなに味が落ちるという事がない。
今が旬のれんこんは細いものだと安価です。堀り傷のあるものは傷みやすいので金平や酢れんこんなど、なるべく早く調理してしまいましょう。
野菜や青みが欲しい時のために冷凍のいんげんを常備しています。電子レンジで加熱すればすぐ副菜が一品できます。
パスタをメインで食べることが一般的になったのは、この20数年のことでしょうか?
子供の頃、母が地域の集まりで付け合わせにケッチャップで味を付けたスパゲッティをお出ししたら「あそこの家でうどんを赤く染めて食べさせた」と話題になりました。まだケチャップも自家製でした。
冬は根菜類の美味しい季節です。忙しい年末年始に、ただ煮込むだけの煮ものは掃除などに時間を有効に使えます。キッチンも夏のように暑くないですからね。
私の家では冬になるとよく粕汁が食卓に出てきました。西条の親戚から酒粕が届いていたせいかもしれません。おとなになって周りの人に聞いてみるとあまり一般的ではないようです。それでも我が家では冬の定番料理です。
(鮭のあらの量に合わせて他の材料も多めです。4人分くらいあります)
全体的に物価が高くなっており、肉の値段もかなり上がっているように思います。薄切り肉もえのきたけでカサ増しをすれば、食べ応えがあります。
卓上プレートは作りながら同時進行で食べることができ、誰でもが調理に参加できるので、鍋料理などと同様に週末のメニューには最適です。
今回は誰もが作れて、それなりに見えそうなメニューにしてみました。しかしちょっとしたところが経験が浅いと難しいかと思われることもたくさんあると感じました。やはり日々いろいろなものを分からないなりに作ってみて、やっと応用が利くようになるのだと思います。
次回は春に新生活を始める方もいるでしょうから、基本的な料理をできるだけ組み込んだメニューにしてみようかと考えています。