虐待広島県のご当地ヒーロー・安芸戦士メープルカイザーです。
新型コロナウイルスの影響でイベントなどが全て無くなり、1年が経ちました。
最近では、県民の皆様の努力の結果、感染者数も減り、イベントが少しずつ開催し始めています。
新型コロナウイルスの影響で、自粛やリモートなど自宅にいる機会が多かった1年でしたが、悪い予感が的中したように思えます。
虐待を受けている可能性があるとして昨年、警察が児童相談所に通告した子どもの数は全国で初めて10万人を超えたそうです。
この数字は過去に例がないほど大幅に増加しました。
警察庁によると去年、警察が児童相談所に通告した子どもの数は、前年よりも8769人増えて10万6991人となりました。
警察に保護された児童は5526人。
また、摘発された児童虐待事件は過去最悪の2133件で、このうち暴力などの身体的虐待が82%を超えています。
その他、性的虐待は14%。
身体的虐待と性的虐待で96%の数字は、正直言って幻滅してしまいました。
確かにコロナウイルスの影響が大きく、一人一人がストレスを抱えながら生活をしていると思いますが、私たち大人は、子ども達を守っていかなくてはいけない立場ではないでしょうか?
今後も新型コロナウイルスの影響で子ども達が外に出る機会や、人と触れ合う機会が減り、今まで以上に虐待が発覚しにくくなる可能性があると、行政ではみています。
昨年の調査でも、保護者の8割以上が公共の場で困った経験があると結果がでていますが、その中でも周囲の助けや声かけが嬉しく思えたと答えています。
今後も新型コロナウイルスに伴う外出自粛のストレスや、感染への不安、または精神的な負担。 仕事や生活などの経済的影響などから、子ども達への虐待の増加が懸念されています。
今一度、子ども達を守るためにも、身近に困っている方や、おかしいなと思いましたら『声かけ』の第一歩から始めてみてください。
ほんの小さな行動が、子育て中のママやパパを支え、結果的に児童虐待を防止する社会につながっていくはずです。
一人一人が心優しいヒーローになってくれると信じています。