今何か辛い思いをしている人たちや、これから何か壁に直面した時の力にしてもらうために、ご自身の経験を聞かせてほしいという依頼を快諾してくれた石丸さん。取材の約束をした事務所は、エレベーターのないビルの2階。隻脚とお伺いしていたので大丈夫かなと思っていると、下で子どもたちの賑やかな声が。やがて「お待たせしました」と現れた石丸さんを見てびっくり。ぐずって泣いてしまった年少のお子さんを片腕に軽々と抱き、2本重ねた松葉杖をもう片手に持って、朗らかに笑っておられました。ハンディを感じさせないパワフルさとポジティブさ。そんな魅力にあふれる石丸さんと、明るく寄り添う奥様の真弓さんに、これまでの歩みや思いを聞きました。