昨年赤ちゃんを出産したママの中には、4月の入園のタイミングで育児休業を終えて職場復帰する人も多いと思います。
この何ヶ月のあいだ夢中で赤ちゃんのお世話をがんばってきて、さあ職場復帰!となると、「何を準備すればいいんだっけ…?」と戸惑っているママもいるのではないでしょうか。
そこで今回は、職場・家庭・子供、それぞれがスムーズなスタートを切れるよう、やることをリストにまとめてみました。
ぜひ参考にして下さいね。
職場復帰後は育休前と同じ部署で仕事を再開する人、別の部署へ異動した人などさまざまですが、共通して準備しておくと良いのは次のようなこと。
また、過去に育休復帰したママに聞いたアンケートによると、意外と盲点になりがちなのが歯の治療や美容院など自分自身のケア。
慣らし保育中に赤ちゃんが熱を出すことも多いため、職場や保育園の都合が許す限り幅のあるスケジュールを組み、ゆとりを持って準備を進めるのがおすすめです。
復帰後は慣れない生活で疲労困憊……というママも多いかと思います。
もちろん、共働きの家事は夫婦で協力して進めていくのが大前提ですが、具体的にはみんなはどのような工夫や準備をしたのでしょうか。いくつか実例を紹介します。
子供が生まれる前は妻だけで家事をこなせていても、育児でやることが一気に増えてキャパオーバー…という事態も予測されます。
急に分担しようとしても、これまでメインでやってこなかった側は細かい作業まで思い浮かばないので、早めに一覧表などを作り、毎日何をすればいいのかイメージできるようにしておくのがおすすめです。
ドラム式洗濯機や調理器具などの家電は比較検討に時間が必要ですし、納品まで数ヶ月待ちになることもあります。育休中「まだ必要ない」と思っても、早めに動いておくのが吉ですね。
職場復帰、保育園の持ち物…着々と準備を進める中でつい見落としがちですが、これから保育園に通う赤ちゃん自身も大きな変化に直面することになります。
もちろん慣らし保育の期間はありますが、その前に、保育園に一緒に行ってみて「もう少ししたら、ここにきて先生と一緒に楽しく過ごそうね」などと話しておくと良いですね。
そのほか、やっておくと良いのは次のようなことがあります。
保育園に通うことを想定して毎日の時間を調整していくと、比較的スムーズに新しい生活をスタートできそうですね。
育児をしながらの復帰準備は何かとあわただしく大変です。
とはいえ直前にバタバタするのは焦ってしまいますよね。今回の記事も参考に、夫婦で協力して、できるだけ余裕を持って進めていけるよう応援しています!
私が結婚・出産を経験したのは今から20年前の2000年。当時は今のようにインターネットやSNSが発達しておらず、育児書以外での情報源は雑誌くらいという限られたものでした。
娘たちが小さい頃はいわゆる「ワンオペ育児(核家族で平日は母親が1人で家事や育児を担うこと)」で、娘たちには喘息やアレルギーなどの持病もあり、当時は本当に毎日大変でした。
親にとって、妊娠~出産から赤ちゃんのお世話や成長発達・幼児の「イヤイヤ期」やトイレトレーニング・園や学校でのトラブル・ママ友付き合いまで、育児の悩みや苦労はその時々で大変大きなものだと思います。
しかし、せっかく工夫してその時期を乗り越えても、子どもの成長ステージにつれ受験や教育費など次々と新しい課題が現れ、過去の悩みは記憶の隅に追いやられがち。次の世代に伝えていく機会はなかなか得られません。
まさに今、かつての自分のように悩んでいるママ・パパがいたなら、自分の経験と知識から少しでも役に立ちたい…という思いから、お役立ち情報や先輩たちの体験談をもとにした解決のヒントなどを、WEBメディアでライターとして発信するようになりました。
より的確で悩みに寄り添ったアドバイスができるよう、NPO法人日本子育てアドバイザー協会の「認定子育てアドバイザー」資格も取得。発達心理学や医学・行政支援などに関する幅広い知識を身につけています。
現在は、育児教育ライターとして子育て情報やコラムを年間100本以上連載中。
かつての自分のように子育てで悩むママやパパへ、正しい知識に基づき心がふわっと軽くなるようなあたたかみのある記事をお届けしていきたいと思います。
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