〒730-0031 広島市中区紙屋町2丁目3ー20 ソシオスクエア紙屋町3F
精神科・心療内科・薬物療法・心理カウンセリング・漢方薬
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9:30~13:00 | ○ | ○ | / | ○ | ○ | ○ | / |
15:00~18:30 | ○ | ○ | / | ○ | ○ | ○ (14:00~16:30) | / |
広島電鉄(宇品線)「本通」電停から徒歩約3分
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精神科/心療内科での治療は、大きく分けると薬物療法、心理カウンセリング(精神療法)、物理療法の3つに分類されます。当院では、薬による治療や精神分析/精神分析的精神療法をはじめとした面接治療など、不調の原因に応じた最適な治療法をご提案いたします。
診察室では、前回の診察後にどのように過ごしておられたかお話しいただくのが治療方針を考える上で重要です。待合室でお待ちいただく時間も、最近のご様子をふり返るために使っていただければと思います。その時間をリラックスして過ごしていただけるよう、ゆとりのある空間をご用意しました。
薬物療法では、主に薬を使用した治療を行います。薬を正しく使用することで、「幻覚」「妄想」「抑うつ」「焦燥」「不安」「不眠」などのさまざまな症状を改善することが出来ます。しかし、薬の服用を自己判断で中断してしまい、症状が再発する方も少なくありません。医師の指示に従い正しく服用しましょう。
心理カウンセリングは、カウンセリング担当医(面接医)との対話を通じて患者様の抱えている悩みや辛さを解消していく治療法です。長年にわたって専門家になるためのトレーニングを受けた面接医との対話を通じて、患者様ご自身が気付きを得たり前に進むきっかけを作ったりされます。面接医は患者様のこころを整理するサポートをします。当院で行っている心理カウンセリングの中心的なものは精神分析/精神分析的精神療法と呼ばれる治療法です。
このたび「紙屋町こころのクリニック」を開業させていただくことになりした。私が精神科医になったのは1992年でしたから、今年でちょうど30年が経ちました。これまで広島大学病院精神科、国立呉病院(現 国立病院機構呉医療センター)精神科、草津病院などを経て、直近では広島市精神保健福祉センターで診療に携わってまいりました。その途中で英国ロンドンにあるTavistock Clinicに4年間にわたって留学し、精神分析を学んでまいりました。
私が精神科医になった30年前はこころの不調に関して相談したり、ましてや医療機関を受診して治療を受けるというのはあまり一般的ではなく、ある種の偏見さえあったように記憶しています。しかし今ではそういった風潮がずいぶん変わり、受診への敷居が低くなったことはとても望ましいことだと思っております。真面目で責任感が強い方ほど人間関係に悩み、ストレスを抱えがちです。にもかかわらず真面目な方ほど「この程度のことで受診して良いのだろうか?」などと思い、受診をためらいがちです。中には重症化して初めて医療機関を訪れる方もいらっしゃいます。一般的には早めに治療を開始した方が快復も早いと考えられています。お困りのことがあれば気軽にご相談頂ければ幸いです。
【略歴】
1992年
広島大学医学部卒
広島大学精神科入局
1997年
広島大学大学院卒。大学院でのテーマは「終末期がん患者の精神状態について」
国立呉病院(現、国立病院機構呉医療センター)精神科医員
2001年
己斐が丘病院
2003年
広島大学病院精神科講師ならびに医局長、広島県内の精神科医師の人事担当
2006年
英国Tavistock clinic(ロンドン)成人部門留学。精神分析学を学ぶ
2011年
草津病院精神科医長
2014年
広島市精神保健福祉センター所長ならびに広島大学医学部臨床教授、熊本大学医学部非常勤講師
【資格・学会活動など】
・医学博士
・精神保健指導医
・国際精神分析協会正会員(精神分析家)
・日本精神分析協会正会員
・日本精神神経学会認定 精神科専門医、指導医、生涯教育委員会委員
・日本精神分析学会 運営委員、認定スーパーバイザー
・日本精神分析的精神医学会 運営委員、編集委員長
・日本医師会認定産業医
・広島大学医学部臨床教授
・熊本大学医学部非常勤講師
・広島県精神保健福祉協会、児童思春期精神保健事例検討ワークショップ運営委員長