調理をしない人が増えています。食事指導の際にお聞きするのは、家で調理される方でも冬場は圧倒的になべ物が多く、スーパーの総菜売り場やコンビニの普及で『中食』と呼ばれる、できたものを買って帰って食べる人が増えています。調理の手間も「時間がない」、後片付けや、残った材料がもったいない等々。
調理をしない理由はいくらでもあげられるでしょう。
でも少し時間をかければ、安価でバランスの良い食事ができます。できる料理の数が多いほどハードルが低くなります。私たちの未来の体のために、栄養価の高いバランスの良い食事をしましょう!。
(材料は特記がないかぎり2人分です)
前回:「このところ胃の調子が悪くて・・・・。」と言われる方へ、お腹にやさしいメニュー
次回もできるだけ早く簡単にできて、おいしいご飯を考えてみたいと思います。
一日350g以上の野菜を目標に食べましょうと言われています。小さなキャベツでも一人1/4個も食べれば
250g位食べることができます。
大きめに切ったキャベツと鶏肉を鍋に入れたらコトコト煮るだけの手間いらず。
ワカメは実は2月~6月までが旬です。乾燥わかめもありますが、この時期は魚売り場で見かけたら買ってみませんか。
サツマ芋も買ったままにしておくと、13℃~15℃が保存の適温なので春には芽が出てきてしまいます。
土日に買った魚を冷蔵庫に残っていた酒粕に漬けておいて焼いてみましょう。白身魚ならどんな魚でも大抵大丈夫です。又、前日のワカメの使い残りは使ってしまいましょう。
週の半ばになるとちょっと疲れも出てきます。手はかけないけれど、ご飯がたくさん食べられるメニューを。
インゲンは生のものも売っていますが、冷凍のものを買っておくと安価で緑のものがない時に重宝します。
ベランダに実った金柑を食べるのがもったいなくて、残してありました。
いただき物の焼き鮭が塩辛くて、冷凍庫に残っていたので冷たいごはんと合わせて混ぜずしにしてみました。
ダイコンは12月~2月が旬となっている。葉に近い方は煮物に、先の方はすりおろしたりすると良い。
煮物にする際は、皮の2~3㎜のところの筋が硬いので、厚めにむくと良い。
最近蒸し大豆がいろいろな店舗で売られるようになりました。
豚肉はいろいろな料理に使えて、軟らかいので高齢者にも食べやすい食材です。
ニンジンは一袋買ったら、早く使わないとこの季節には芽が出てきます。
食用になるキノコは100種類ほどあり、市場に出回るものは15種類ほどだという。松茸以外はほとんどが人工栽培されているので、一年中出回っている。
すね肉はふくらはぎの部分で、赤身の濃い肉で、筋が多くかたい部分だが長時間煮込めば良いだしが出る。
ダイコンの下の細い方は生食しましょう。
どこにでもある果物ですが、とてもおいしいデザートになります。