わが子の成長というのは過ぎてみれば、あっという間。
ならば、この可愛い笑顔を余すところなくすてきな写真で残しておきたいと思うのは当然ですよね。
さいわい、最近のスマホのカメラ機能は驚くほど優秀です。だからカメラは全く素人の私でも、それなりの写真は撮れているはず…
けれど、いつもわが家の室内で撮影していると、どれも代り映えのない写真になりがちなのが密かな悩み。
それなら家族でピクニックがてら、おでかけして大撮影大会をしちゃいましょう。
いつもとは違う戸外で、しかもお花に囲まれて…普段より生き生きとした表情のわが子を撮れるかも。
今回は「お花と一緒に映える」写真が撮れる、広島市郊外のおすすめのスポットを2つご紹介します。
広島市内から車で約1時間。子供連れでドライブするのにちょうどよい距離にあります。
公共交通機関ならJR可部線「可部駅」から「三段峡行」バスで約40分。「船場」下車。
こちらは、「旧JR可部線安野駅」が2003年に可部線の非電化区間が廃線になったのち、「花の駅公園」として生まれ変わった施設です。
敷地内には「ディーゼル車キハ58」が保存されていて、あたりはノスタルジックな空気に包まれています。筆者が訪れた日は、多くのお子さん連れのファミリーが写真を撮ったりお弁当を食べたりしておられました。ワンちゃん連れで楽しんでいるファミリーも多かったですよ。
公園内には、桜、枝垂桜(しだれざくら)、花桃、レンギョウなどが植えられていて、お花を背景にわが子を撮影したくなるポイントがいっぱいです。
とくにおススメは、廃線になった線路の上を歩くショット。桜の薄ピンク、花桃のあでやかな濃いピンク、レンギョウの黄色などカラフルなお花に囲まれて、子供だけじゃなく親もウキウキ気分が上がりそう。
春のお花がたくさん植えられている「安野花の駅」ですが、その他の季節でもご心配なく。
どの季節でも「キハ58」と子供のコラボショットは最高に映えます!!
新緑の季節や冬枯れの季節も、それぞれ風情のあるノスタルジックな写真が撮れそうですね。
駅舎もきれいに保存されており、内部見学できます。
水洗式のトイレが整っていて、安心。
所在地 | 〒731-3411 広島県山県郡安芸太田町穴554 |
---|---|
特徴 | 無料駐車場あり。付近に自動販売機あり。 |
URL | https://cs-akiota.or.jp/ |
※掲載内容は情報が最新でない場合もあります。詳細に関しては各所にお問い合わせいただきご確認いただくようお願いします。
通年で季節の花を撮影するのにピッタリなのが「広島市植物公園」です。佐伯区の高台にあり、園内の展望台からは宮島をはじめ、瀬戸内海の島々まで見渡せますよ。子供と一緒に展望台にある望遠鏡をのぞいてみるのも楽しいですね。
マツダスタジアムの約5倍という広大な敷地には西日本最大級の大温室や季節のお花に彩られた大花壇があります。特に大温室ではオーストラリアのバオバブの木や日本では珍しい熱帯雨林のお花が出迎えてくれます。
とても希少なブルーの胡蝶蘭。目のさめるような青に感動。色が良く分かるように黄色い布の前に配置されていました。
園内のイベント広場には芝生スペースが広がります。お天気のいい日には、お弁当を持参してのピクニックがおススメ。筆者が訪問した日はポカポカ陽気のピクニック日和で、大勢の親子連れファミリーが思い思いの休日をたのしんでおられました。
また、お弁当を用意する暇がない場合でも園内には「森のレストラン」、「森のカフェ」と2つの飲食施設が整っているので安心です。そのほかに週末にはイベント広場周りに何台かのキッチンカーがランチやスナックの販売をされています。
「芝生広場」の一部には、お子さん向けのプレイグラウンドがあり、子供たちは思いきり駆け回って遊ぶことができます。多くの方が、サンシェードのテントの持ち込みをされていました。お天気に恵まれたなら1日中、園内で過ごすこともできそうです。
そして広い園内には、どこを見ても季節のお花が咲き乱れていて、わが子撮影のための「映えスポット」がいっぱいですね。
所在地 | 〒731-5156 広島市佐伯区倉重3丁目495番地 |
---|---|
TEL | 082-922-3600 |
特徴 | 毎週金曜日休園。有料駐車場完備。 |
URL | http://www.hiroshima-bot.jp/ |
※掲載内容は情報が最新でない場合もあります。詳細に関しては各所にお問い合わせいただきご確認いただくようお願いします。
さて、戸外で子供をスマホ撮影するときに気を付けたいポイントをシェアします。
子供を撮影する場合、子供の目線でカメラを構えるのは基本。時にはもっと低くネコ目線で撮ってみても面白い写真が撮れるかも。
木陰での撮影は、室内でレースのカーテン越しの光で撮影するのと同じ効果があるそうです。特に天気の良い戸外では写真が白飛びしてしまいがち。木陰で逆光ぎみに撮影することでレース越しと同様にやわらかい光で子供を写すことができます。逆光すぎてお子さんの顔が暗くなるようなら、スマホ画面をタッチしてピントと明るさを調節しましょう。なにより太陽光を正面にして撮影しようとすれば、子供はまぶしくてたまりませんよね?子供に無理をさせず、自然な表情をとらえるのが1番!!
そのほか、兄弟姉妹や親子一緒の写真をとるなら、あらかじめ衣服の色味を統一してすっきり感を出すのもオシャレです。SNS投稿用にもピッタリ。
そして撮られる本人は不本意(?)かもしれませんが、子供の笑顔ばかりでなく、泣きじゃくっている顔やふてくされている顔、何かに夢中になっている表情も撮影して残しておくことをおススメします。親心としては、わが子のどんな表情も、振り返ってみれば宝物ですよね。
スマホは、いつでもどこでも持ち歩けて、簡単な操作で撮影できるのがいいところ。
さあ、子供と一緒に「映える」写真を撮りにおでかけしましょう!!
広島県在住の主婦ライター。長年お子さんに英会話を教える仕事をしてきました。コロナで海外旅行に行けなくなった間に、瀬戸内の観光資源のすばらしさに目覚め、週末は地元の穴場スポットめぐりをしています。