• 総合TOP >
  • 広島の健康・子育て情報 >
  • 運動不足はトランポリンで解消! 効果と注意点を解説
運動不足はトランポリンで解消! 効果と注意点を解説

運動不足はトランポリンで解消! 効果と注意点を解説

2023.09.07

トランポリンと聞くと「子どもの遊び道具」と思われている方も多いのではないでしょうか?

実はトランポリンの消費カロリー量は、ジョギングの約1.2倍です。
たとえば、5分間トランポリンを跳び続ける運動は、ジョギングで1km走るのと同じくらいの30~50Kcalのエネルギーを消費します。

さらに、トランポリンは天候に左右されず実施できます。
気軽に運動することができるので、運動不足の解消にとてもオススメです。

この記事では、トランポリンの効果や注意点について解説していきます。

トランポリンの4つの効果

トランポリンの運動効果には、以下の4つがあります。

  • 脂肪燃焼効果
  • デトックス効果
  • 基礎代謝向上
  • 体幹強化

脂肪燃焼効果

通常の有酸素運動では、20分以上の継続した運動が効果的とされています。
しかしトランポリンの場合は、約5分間でも十分に効果を実感できるのでオススメです。
そのため、NASAの宇宙飛行士の地上トレーニングとしても取り入れられる程、トランポリンの運動効率は高く、脂肪燃焼効果が期待できます。

デトックス効果

トランポリンのジャンプにより、リンパ液を循環させ老廃物を排出する効果があります。
むくみやリンパの滞りが解消されれば、肩こりや便秘などの改善も期待できます。

基礎代謝向上

筋肉量が増えれば、基礎代謝も向上します。
下半身の筋肉は全体の70%をしめており、トランポリンでバランス良く鍛えることが可能です。

体幹強化

トランポリンは不安定な状態でジャンプするため、バランス力が鍛えられます。
横隔膜や骨盤低筋群にも刺激が入り、筋肉が活性化され体幹強化に効果があります。

トランポリンのメリット

トランポリンのメリットには以下の3つがあります。

  • 運動効果が高い
  • 室内で行える
  • 短時間でできる

運動効果が高い

トランポリンは体幹や下半身の筋力を鍛えながら、有酸素運動も行っています。
トランポリンを5分間跳び続けると、ジョギングで1km走るのと同じカロリーを消費すると言われています。
さらに、NASAの研究では「トランポリンの運動効果は、ジョギングより68%も高い」という結果が証明されています。

室内で行える

家庭用のトランポリンさえ用意できれば、気軽に始めることができます。
ジョギングは天候に左右されてしまいますし、ジムに通うとなると着替えの準備が必要です。
トランポリンなら、外出の必要もなくすぐにエクササイズを開始することがきます。

短時間でできる

トランポリンは、短い時間でも脂肪燃焼効果が期待できます。
隙間時間の5分で運動することも可能ですし、忙しければ1分だけでも運動に取りかかることができます。
「やろう!」と思ったタイミングですぐに取りかかることができるので、運動が続かない方でも継続しやすいところが魅力です。

トランポリンの注意点

トランポリンを行う際の注意点は以下の5つです。

  • 食後すぐの運動を避ける
  • 運動前後にストレッチを行う
  • 乗り降りの際に注意する
  • いきなり大きくジャンプをしない
  • ジャンプの位置に注意する

食後すぐの運動を避ける

食後すぐにトランポリンを行うと、気分不良や消化不良を起こす可能性があります。
トランポリンを行う際には、食後最低でも2時間は空けて行ってください。

運動前後にストレッチを行う

ストレッチをせずに運動を始めると、足首や膝を痛める原因になります。
トランポリンは足に負荷がかかりやすいため、下半身のストレッチを入念に行いましょう。
運動後にもストレッチを行うことで、筋肉の疲労回復効果が期待できます。

乗り降りの際に注意する

フレームのついたトランポリンを使用する際には、フレームに足が引っかからないように注意してください。
運動後には疲労が溜まっているため、足が思うように動かない場合があるので特に注意が必要です。

いきなり大きくジャンプをしない

いきなり大きくジャンプをすると、体がうまく反応できないかもしれません。
始めは慎重にジャンプして、トランポリンに慣れてきたら大きなジャンプにしていきましょう。

ジャンプの位置に注意する

家庭用のトランポリンは面積が狭いため、端でジャンプすると傾いて転倒する危険性があります。
できるだけ中心でジャンプすることを心がけてください。
シールなどで目印をつけると、中心でジャンプしやすくなるのでオススメです。

トランポリンの跳び方

初めてトランポリンに挑戦される方は、数分を数セット行うなど跳ぶ時間を短くすることをオススメします。
慣れていない状態で長時間跳びすぎると、膝や腰を痛める可能性がありますので、無理せず自分のペースで楽しみながらチャレンジしてください。

また、トランポリンは跳び方を工夫することで、気になる部分の引き締めにも効果があります。
たとえば、二の腕が気になる場合は腕を振りながら跳ぶと良いですし、ウエストが気になる場合は腰を捻りながら跳ぶと効果的です。
自分の目的に合わせて跳び方を工夫してみてください。

運動不足の解消には継続が大切!

運動不足の解消には、継続することが大切です。
トランポリンは、楽しみながら気軽に運動できるため、運動不足の方にオススメです。

「跳ぶことさえ辛い・・・」と思う方は、トランポリンの上で足踏みするだけでも効果的です。
また、跳び方のバリエーションもありますので、動画を見ながら楽しんで続けることができます。

ただし、トランポリンは短期間では効果を感じにくいので注意が必要です。
トランポリンは長期的に続けることで、少しずつ身体の変化を感じることができるので、無理せず続けてみてくださいね。

この記事のライター

藤田

本業では約10年間、病院での理学療法士業務を経験し、現在はデイサービスで機能訓練指導員として働いています。 プライベートでは、小学2年生と3歳の兄弟の子育てに日々奮闘しながら、ライターとしても活躍中です。

トップ