『暑さ寒さも彼岸まで』この言葉を頼りに暑い季節を乗り越えてきましたが、どうも地球はおかしくなってきたのでしょうね。世界中で異常気象や災害が続いています。
食材もかなり値上がりしています。できるだけ手に入りやすい食材を使っておいしいご飯を作ってみましょう。
気候のはっきりした特徴が薄れつつありますが、折角季節のある日本にいるのですから季節感のあるレシピにしてみました。
(材料は特記がない限り2人分です)
(使用しているめんつゆは2倍濃縮のものです)
魚料理も匂いや後始末を考えるとちょっと億劫になりますが、フライパンで焼くだけなら簡単です。
魚をフライパンで焼くとき、小麦粉や片栗粉でコーティングしてから焼くと、身くずれを防げますし、うまみを閉じ込めることができます。小麦粉はふんわり、片栗粉はカリッとして食感も良くなります。
レタスは殆どが水分ですから、保存方法によってはすぐに使えなくなるのでさっさと食べてしまいましょう。
レタスを保存する時は芯の部分をくりぬいて、ぬれたキッチンペーパーを詰めて保存すると長持ちします。サラダばかりでなく、チャーハンに混ぜたり、肉やご飯をくるんで食べたりいろいろ使ってみましょう。
いろいろな野菜を入れた実だくさんの汁物はそれだけで良いおかずになります。豆乳が余っていたのでだし汁代わりに入れてみたらコクがあっておいしい汁物ができました。
豆乳は昔から豆腐製造の副産物としてありましたが、青臭さが好まれず一般的ではありませんでした。最近では製造法が飛躍的に改善され、美味しい豆乳が沢山製造されています。大豆固形分8%以上を豆乳と言います。おいしく調整された豆乳飲料は大豆固形分が2%~4%程度になっています。
小麦粉に温湯を加えて練り、成型したものの総称がパスタであり、ペンネは両端を斜めに切り落としてとがっているから『ペン先』と言う意味だそうです。表面に筋が入ったものはソースが絡みやすくおいしく食べられます。
パスタはうどん等と同じく小麦粉を練って作ったものなので、麺のエネルギー量は変わりません。しかしパスタの方は油や肉類を使うので高エネルギー量になります。子供のいる家庭では、早ゆでのマカロニなどを使うと軟らかく食べやすくなります。
キャベツを買ったら、付け合わせだけでなくサラダなどにもどんどん使いましょう。野菜スライサーで細く切ると生でも食べやすくなります。食べにくい人は電子レンジで加熱してください。
ドレッシングは植物性の油脂に、酢または柑橘類の果汁、調味料を合わせて調整されたものです。ノンオイルのものは塩気が多いことがあるので、成分を見て特徴を知って使いましょう。また、いろいろな種類を買い過ぎると賞味期限が気になります。基本のものを作って、調味料を足し引きして使いましょう。
いつもある果実も熱を加えると、おいしいデザートができます。
りんごは王林を使ったので黄色ですが、赤いりんごを使うときれいな色のデザートになります。バナナにシュガースポット(黒い斑点)が出てきたら、ぜひ焼いてみてください。
鶏肉の皮はカリカリに焼くと香ばしくておいしいです。皮が嫌いな方も試してみてください。
鶏のもも肉は身も締まり旨味が豊富な部位です。皮つきのままだと旨味が増しますが、加熱すると縮むので皮の部分をフォークなどで刺しておくと縮みを防ぎ、調味料もしみこみやすくなります。
にんじんは昔と比べると随分癖が無くなり、甘みも増しています。にんじんに含まれるカロテンは油で調理すると吸収力が高まります。
にんじんが苦手な方は、めんつゆ風味にすると食べやすくなります。ていねいに斜めの千切りにすることで、にんじんがしんなりしてきれいに仕上がります。
ヨーグルトとリンゴの酸味が絶妙なバランスで、爽やかなサラダです。
野菜を大きめに切ってざっくりと混ぜ合わせることで、それぞれの味がしっかりと感じられ、いつものポテトサラダとは違う食感が楽しめます。低カロリーのマヨネーズを使うとカロリーを抑えられますので、コショウや酢を加えて上手に活用しましょう。
「pot-au-feu(火にかけた鍋)」が語源のポトフ。和風アレンジで簡単に楽しめる一品です。
フライパン一つで作ることで、手羽先の旨味を最大限に引き出し、洗い物も少なく済みます。大根とじゃが芋は電子レンジでの下茹でが可能で、時短調理にも◎。
手軽に作れる大豆と昆布の煮物。栄養満点で日持ちも良い一品です。
市販の煮豆は甘めですが、水煮や蒸した大豆を使うと好みに合わせて味付けが可能です。大豆のイソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをし、更年期や骨粗しょう症の予防に効果的です。
冬キャベツを使ったシンプルで美味しい蒸し物。柔らかく甘みが引き立ちます。
調味料にラー油を加えてピリ辛にするのもおすすめ。キャベツの代わりに白菜を使っても美味しくいただけます。寒くなると野菜の甘みが増し、大きめに切ることで風味をしっかり味わえます。
冷蔵庫の残りご飯を使って簡単に作れる卵チャーハン。ご飯がパラパラになる秘訣もご紹介。
家庭では中華鍋がなかったり、火力が弱いことが多いので、少し大きめのフライパンを使い、水分をしっかり飛ばしながら仕上げるのがポイントです。
シンプルでヘルシーなゆで豚のレシピ。茹でた豚肉を手作りの調味料で楽しむ一品です。
家庭では市販の調味料にアレンジを加えることで、さまざまな味わいが楽しめます。冷蔵庫の調味料を活用して、工夫してみてください。
アーモンドの香りが楽しめる簡単な杏仁豆腐のレシピです。アーモンドエッセンスがなければ、バニラエッセンスでも代用できます。
ゼラチンは動物性の材料からできているため、暑い時期には固まりにくいことがあります。その場合、寒天を使用するのもおすすめです。高齢者にはゼラチンが熱で溶けるため、誤嚥の心配が少ないです。
肌寒くなってくると何となくお鍋が恋しくなります。小さな土鍋も売っていますので、キッチンで仕上げたお鍋を食卓に運ぶだけでもご馳走になります。
鍋物はいろいろな味が合わさり、旨味満点です。つくねは生のまま鍋に入れても良いですが、前もって火を通しておくとスープが濁らないし、全て火が通っているので安心して食べられます。
れんこんはひと節買ったほうが良いので、少し多めです。つくねに使った残りで金平を作ります。食材は中途半端に残っても使わずに捨ててしまうことがないように上手に繰り回して使いましょう。
日持ちがするので、多めに作っても良い。れんこんは蓮の地下茎です。中国地方では岩国周辺でたくさん栽培されており、夏には蓮の花がきれいです。れんこんは穴があいているので、見通しが効くという縁起物でおせち料理に使われます。11月~2月が旬です。
フランス料理のお店で、蟹を使ったお料理をいただきました。蟹をカニかまぼこに、ソースを甘酢に変えて作ってみました。
大根ひとつとっても、料理によって厚さを変えた輪切りや半月切り、いちょう切り、又繊維の方向に沿った千切り(水に放すとピンとします)や繊維を切る千切り(しんなりします)かつらむきにしてから細く千切りする場合もあります。いろいろな切り方を知っておくと料理に幅が広がります。
やっと秋らしくなってきました。先が読めませんが冬はもうすぐやってきます。おせち料理の案内が沢山届きます。今から何だか気ぜわしい気もしますが、次回は少し簡単にできるお正月のレシピの練習も良いかしらと思っています。又この間本箱で、『大草原の小さな家』という大好きだった本を見つけました。この中にはたくさんのお料理が出てきます。いろんな物語の中のお料理も作ってみたいと思っています。