秋を飛び越したと思ったらもう年の瀬です。急に忙しくなってきました。コロナやインフルエンザを寄せ付けないように、しっかり食事をして、できるだけ規則正しく過ごしましょう。
今回は忙しい中でも、簡単にご馳走が作れるレシピです。少し時間を作って、作ってみてください。
(材料は特記がない限り2人分です)
(使用しているめんつゆは2倍濃縮のものです)
魚が全体に高値ですが、なかでも見栄えが良いにもかかわらず意外に安いのが鯛です。
お正月など、おせち料理やお餅に飽きた時は簡単にできるので重宝します。鯛でなくても、ホタテやエビなどでもおいしく作れます。ショウガの千切りを混ぜ込んだり、銀杏などを加えればしっかりおもてなし料理にもなります。
年末年始、食べるものが偏りがちなので便通が気になる方もいらっしゃることでしょう。根菜類でしっかり食物繊維を補給しましょう。
普段、煮物を作る時はこの冷凍の和風野菜にタケノコを足したり、きのこやごぼうを足したりして煮ることがあります。鶏肉の代わりに厚揚げや、竹輪などを足しても良いです。簡単に作れますが、手間がかかっているように見えませんか?
小松菜は、なんとほうれん草の6倍もカルシウムがあります。冬が旬なので栄養価も増します。
小松菜はアクが少ないので、茹でなくても使うことができます。煮物などにも下茹でなしで直接煮ることができます。
鯛を一匹買ってさばいてもらうと、頭がついてきました。頭を縦半分に切ってもらって汁物にしてみます。
魚の汁を作る時は、魚が新鮮なことと、血などが残らないようにしっかり洗っておくと生臭くないです。本来は海水で仕立てたため、潮汁と言うのだとか。魚はしっかり洗って、熱湯を回しかけ、水から煮る事や煮る時ふたをしないことも生臭さを残さない秘訣です。
惣菜で買ってきた揚げ物にはがっかりすることが多いです。できるだけキッチンを汚さないで簡単に作ってみませんか?揚げたてはおいしいです。
胸肉は手羽を取り除いた胸の部位で、脂肪が少なく味が淡白です。胸肉はもも肉と違って火が通りやすいので油も少量で済みます。野菜などを揚げたい場合には、肉より先に揚げてしまいましょう。
もやしも少しは値上がりしましたが、野菜高騰の折、出番が多くなりました。
もやしだけを電子レンジで加熱すると、どうしても青臭さが気になるので、バットなどに広げて冷ますと匂いも気にならず、シャキシャキ感も残せます。ごま油などを使ってナムルなどにするのもおいしいです。
里芋は10月~1月が旬ですから、色々な大きさのものがたくさん売られています。大きな里芋を味わってみましょう。
かつおだしは4カップ分で花かつお15gです。水を少し多めの4と1/2カップ入れて、かつお節を入れて火にかけ、中火の弱でゆっくり加熱します。沸騰してきたら湧き上がる手前で火を止め、細かいざるか、さらしで漉します。時には丁寧にとっただし汁を味わいましょう。
厚揚げ(別名生揚げ)は豆腐を厚めに切って油で揚げたものですが、木綿豆腐と絹ごし豆腐で作られたものがあります。
厚揚げは大きなまま使ったり、小さく切ったり、焼く、煮る、炒め物などいろいろな調理法があります。熱湯をかけるか、湯をくぐらせて使うと油っぽさが残らず、味が染みやすくなります。少量の肉と合わせて使うとボリュームも出るし、食べやすくなります。
寒くなると温かい煮物がおいしいです。濃い味のおでんも良いですが、根菜の自然な甘みも味わい深いものです。
好みで味ポン酢や、辛子などをつけてもおいしく食べられます。ごまだれはしゃぶしゃぶや、焼き肉などにも重宝します。
大根を多量に使うときは、大根をきれいに洗って、皮を厚めにむき金平を作ります。油揚げなどを加えてもおいしいでしょう。
大根の皮は実の部分と違って、炒め煮にしても硬さが残るので煮物とは違った食感が楽しめます。きんぴらと言う料理は、野菜を炒めて砂糖としょう油で味付けして煮つめ、唐辛子などを効かせたものをいいます。ごぼう以外にはれんこんなどでも作ります。
ピラフは元々中近東発祥の料理で、米と具を炒めて、オーブンや直火で煮る米料理です。
カレー粉やケチャップなどを炊飯器に入れると、いつまでも匂いが取れないという悩みもありません。チキンライスなども気にせず作れます。
「牛乳味はどうも苦手だ」と言う人も居られます。子供と大人の味の調整もできます。1人の昼食でも簡単に用意ができます。
ほうれん草もちぎったり、料理ばさみで切れば包丁も、まな板も要りません。これなら朝ご飯にも間に合いそうです。マカロニの代わりにご飯を入れたりすれば雑炊になります。
今一つ甘味が足りないなぁと思ったらりんごやキウイは、野菜と合わせてサラダにしてしまいましょう。
そもそもサラダの意味はラテン語のsal(塩)からきており、野菜でなくても塩をかけて食べるものを指す言葉のようです。いろいろ試してみましょう。
肉じゃがをフライパンで短時間に作ってみましょう。
煮物は出来上がりから温度が冷める時に味が入るので、少し味をなじませてからつぎ分けましょう。普通の肉じゃがを作る時は、メークインではなく男爵芋の方が、ホクホクしておいしくできます。
ナマコは日本語では『海鼠』と書き、中国語では『海参』と書いて、滋養強壮の漢方薬として珍重されます。
ナマコは内臓を取りだしたら、サッとゆでて薄い酢水に浸けて保存するようですが、私は食べる前に薄く切って、二杯酢か三杯酢と合わせます。赤ナマコより青ナマコの方が軟らかいからか、関西では青ナマコが好まれます。
夏の暑さのせいか、軒並み青菜の値段が高騰しています。ほうれん草より安いので度々食べることになります。
焼きのりは香りも良くて、全体の味を引き締めてくれます。あまり早くから合わせると水分を吸ってべちゃべちゃになってしまいますので食べる前に合わせます。
アジも小さいものは安く買えますので、見つけたらから揚げにして南蛮漬けにしておくと忙しい日に重宝します。
アジは豆アジと呼ばれるほど小さいものは、はらわたを取っただけで2度揚げをすると頭も食べられます。その際、ぜいごだけはそぎ落としておいた方が食べやすいです。
切り干し大根も乾燥のさせ方によって、風味がまるで違う気がします。
切り干し大根は水で洗って、ぬるま湯に浸けると早く戻ります。ぬるま湯に浸けた時の戻し汁は大根の甘味や香りが出ていますので煮汁に使ってください。
昔、和食のお店で食べた味が忘れられず自己流で時々作ります。
しっかり水を替えないと辛味が残ります。薄切りだと比較的辛味が抜けやすいです。
おいしくなかったりんごを煮て、余っていた餃子の皮でくるんであげました。
油を使うついでに揚げてみましたが、アジを揚げる前に揚げてください。マックで食べるアップルパイを思いついて作ってみましたが、なかなかおいしいです。
年末年始と一年でも一番忙しい季節です。コロナもインフルエンザも流行っています。しっかり食事をしてちゃんと寝ることが最大の予防策です。人混みではマスクは忘れずに。
今回はできるだけ簡単に、手抜きをしながらご馳走を作りたいと考えて電子レンジをフル活用しました。次回もどこまで上手に電子レンジが使えるか、簡単調理を考えてみます。それと材料の使いまわしを上手く考えて節約することも考えたいです。