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簡単に受けられる線虫がん検査<br>N-NOSE ®︎ (エヌノーズ)を体験してみた!

簡単に受けられる線虫がん検査
N-NOSE ®︎ (エヌノーズ)を体験してみた!

線虫がん検査N-NOSE (エヌノーズ)って聞いたことがありますか?嗅覚に優れた線虫という生物が、がんの匂いに引き寄せられることを利用したがんのリスク検査で、従来の検査と比較して簡便に早期発見につながることから注目されています。
実際にはどこでどのような手順で検査をすることができるのか、そろそろいろいろな不調が心配になってくる50代女性ライターが体験してまいりましたのでレポートします!

線虫がん検査とは?

そもそも「線虫がん検査」とはどのような検査なのでしょうか?これは、その名の通り「線虫」という生物が尿に含まれる“がん特有の匂い”を検知する特性を応用して開発された、がんのリスクを調べることができる検査のこと。健常者の尿からは逃げて、がん患者の尿には近づく性質を持っている線虫は、早期発見が難しい「ステージ0、1の早期がん」にも反応する優れた嗅覚の持ち主なのだそうです。線虫もすごいけれど、その特性を見つけてがんの早期発見に応用した発想と技術がまたすごいですね。

線虫がん検査とは?

ではこの「線虫がん検査」は、他のがん検査と比べてどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?

メリット

◉見つかりにくいがんを含めた15種のがんの早期発見に役立つ 一般的に定期検診などで行われる「5大がん検診」は、肺がん、胃がん、大腸がん、乳がん、子宮頸がんの5種。
「線虫がん検査」はこれらに、口腔・咽頭がん、食道がん、肝臓がん、すい臓がん、胆のうがん、胆管がん、腎臓がん、膀胱がん、卵巣がん、前立腺がんなどを加えた計15種※のがんへの反応が確認されています。
特に「サイレントキラー」と呼ばれるすい臓がんのほか、肝臓がん、腎臓がん、胆管がん、卵巣がんなど早期発見が難しいと言われるがんのリスクチェックに役立ちます。

◉時間的、身体的な負担が軽い 検査は採尿と提出のみ。予約待ち・検査待ちの時間や、バリウムや胃カメラを飲む身体的な負担がかかりません。必要な絶食が4時間前からという点も、前日からの絶食を要するバリウムや胃カメラ検査より気軽です。

◉検査価格が手頃 全身のがんリスクを調べる場合、10万円以上のやや高額な費用負担が必要となるケースも多いがん検診と比較して、「線虫がん検査」は1回15,800円〜と手頃な検査価格となっています。

デメリット

◉がん種の特定はできない 「線虫がん検査」では、リスクの高さは判定できますが、それがどこの部位のがんによるものかは特定できません。リスクが高いと判定された場合、特定と早期発見のために改めて医療機関を受診する必要があります。
※検査後、リスク高判定の場合は無料のアフターサービスが利用可能です。

検査の流れ

検査はとても簡単。

  • N-NOSEのHPから検査キットを申し込む

  • マイページ登録を行い、検査予約を行う

    ※提出場所・日時指定は不要です
  • 採尿し、専用の保冷バッグに入れて4時間以内に指定の場所に提出するか、凍結保存して自宅に集荷に来てもらう

詳しくはN-NOSE のHP内の「検査の受け方」をご確認ください。

しかし検体提出場所によっては、もっと簡単に手軽に検査を受けることもできます。
今回はその方法で体験してみましたので、ご紹介します。

手ぶらで出掛けてワンストップ検査

今回検査を体験させていただいたのは、オール薬局八丁堀店。広島市の都心部にあり、電車通りにも近く、仕事や買い物ついでに立ち寄りやすい場所にあります。対応してくださったのは、薬剤師の細川さんです。

オール薬局八丁堀店

対応して下さった薬剤師 細川さん

1.思い立ったが吉日!予約不要で検査受付

お話を聞いて驚いたのが、検査のために必要な事前注意事項を満たしていれば、予約なしで飛び込みでも検査の申し込みができること。「お出かけついでに検査を受けよう」と思ったら、以下の注意事項を満たして直接来店すればOKです。

事前必要事項

◉食後4時間以上空けること 食後から採尿までの間に水分を摂取する場合は、少量の水は摂取可能です。

◉以下の場合は検査に影響を及ぼす可能性があるため採尿を避けること

  • 体調がすぐれないとき
  • 疲労が激しいとき
  • 長期の睡眠不足や徹夜明けのとき
  • 感染症にかかっているとき
  • アルコール摂取時
  • アルコールの影響が残っているとき(接種後、半日から1日は開けてください)
  • 妊娠中
  • 生理中
  • 検査前の大量の水分摂取

お話を聞いて驚いたのが、検査のために必要な事前注意事項を満たしていれば、予約なしで飛び込みでも検査の申し込みができること。「お出かけついでに検査を受けよう」と思ったら、以下の注意事項を満たして直接来店すればOKです。

2.検査キットを購入し、スマホで登録と提出予約

受付で「線虫がん検査」を受けたい旨を伝え、検査キットを購入。
その場でスマホからマイページ登録と検査予約。操作がわからなくても、画面を見ながらアドバイスしてもらえるので安心です。もちろん時間がない方などは、事前にHPから登録と予約をしてから来店してもOKです。

N-NOSEの検査キット一式

窓口でスマホから登録と検査予約ができます。検査予約には検査キット内に封入されている検体予約番号などの入力が必要となります。

3.薬局内のトイレで採尿・提出

「線虫がん検査」はいいけれど、採取した尿を保冷バッグに入れて4時間以内に持参したり、自宅で凍結保存したりすることに抵抗がある人にお勧めしたいのが、提出場所での採尿。(※利用したい施設が対応しているかは事前に確認を)
オール薬局八丁堀店では、店内のトイレで採尿可能とのことでしたので、同店の広くてきれいなトイレを利用させてもらうことにしました。

採取に関する注意事項を聞いた上で、キットを持って店内のトイレへ

採取後はキットのケースに入れて窓口へ提出

さくっと採尿した後、キットのケースに入れた状態で窓口に提出して終了…めちゃくちゃ簡単!! あとは約4~6週間後に、郵便とマイページで届く結果を待つだけです。
一般的な5大がん検診と比べても、事前予約や検査待機時間がかからないし、よほど疲れた時や前日にお酒を飲んでいない時、食後4時間が経過している時なら、思い立った時に立ち寄って検査できることは、大きな魅力と感じました。

4.約4〜6週後に郵送とマイページにて検査結果を告知

ドキドキしながら検査結果を待っていると、私の場合は約3週間後に結果通知メールが。マイページにログインしてパスワードを入れ、さらに閲覧用パスワードを登録メールアドレスから取得すると結果ページを見ることができます。
郵送通知はそれから約2週間後に届きました。(私の場合は、お盆を挟んだことも関係しているかもしれません)

果たして結果は…。
なんと中程度リスクの「C判定」…!!
「恐らく問題ないだろう」と高をくくっていたので、少なからずショックでした…。

しかし、こうした判定結果をがんの早期発見に役立てるのが「線虫がん検査」の目的。どちらにしても今年は受けようかと考えていた人間ドックをすぐに予約しました。これで初期のがんが見つかれば、「線虫がん検査」のおかげ。詳細な検査をして問題なく安心できても「線虫がん検査」のおかげということになるので、受けてみて良かったと思います。

線虫がん検査後について

マイページには、検査後の流れについて解説がありました。よりリスクの高いD・E判定だった場合には、アフターサービスにて、がん種を特定する検査や、より詳しい検査への案内があるようです。今回リスクがない判定だった場合でも、5大がん検診などの定期検診は継続することが望ましいということでした。その理由はやはり、がんは早期発見するほど生存率も高くなるからです。

引用:N-NOSE「マイページ」の検診結果ページより

また早期発見には以下のようなメリットもあります。

  • 治療の選択肢が増える
  • 職場・日常生活への復帰が早くなる
  • 治療に関わる出費が少なくなる

すべての検査は精度100%ではないため、複数の検査を組み合わせることが、より精度の高い診断につながります。「線虫がん検査」を毎年のがん検診と組み合わせると、より早期発見の可能性が高まると言えそうです。
ご自身はもちろん家族や大切な人のためにも、手軽な「線虫がん検査」を上手に活用してみてはいかがでしょうか?

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