急性咽頭炎

急性咽頭炎の原因

喉の奥の咽頭と呼ばれる部分にウイルスや細菌が感染することで発症します。
原因となるウイルスや細菌は、溶連菌やアデノウイルスが良く認めます。

急性咽頭炎の症状

急性咽頭炎の主な症状として、喉の痛みや違和感、食べ物を飲み込む時の痛み、咳や倦怠感、リンパ節の腫れが挙げられます。
症状が悪化すると、全身の筋肉痛や関節痛を引き起こすこともあります。副鼻腔炎、や鼻炎鼻水や、頭痛が起ります。

急性咽頭炎の治療と予防

急性咽頭炎の治療

急性咽頭炎は、細菌が原因の場合は抗菌薬を使用します。ウイルスが発症の原因であれば、基本的に対処療法で治療します。
発熱には解熱鎮痛剤を服用し、しっかり水分摂取や栄養をとって、加湿や休養をとることが必要です。

急性咽頭炎の予防

急性咽頭炎はウイルスや細菌によって発症するため、こまめな手洗いやうがいが効果的です。
外出時にはマスクをつけることも予防として効果が期待できます。
さらに体の免疫力を高めるために、規則正しい生活や十分な栄養が摂れる食事を心掛けると良いでしょう。

この記事の監修

みやがわ小児科医院 院長宮河 真一郎

当院は私の父である院長 宮河 定が1966年1月に廿日市市本町に小児科医院を開業し、廿日市で小児の地域医療にたずさわってまいりました。2015年夏より私 宮河真一郎が加わり引き続き廿日市地区、広島西地区において皆様の手助けになりますよう頑張って参りますのでよろしくお願いいたします。

私は廿日市出身(廿日市小学校・中学校卒業)、広島の高校を経て愛媛で医学を学び、広島の地で小児医療に関わって参りました。これまでは大学病院をはじめとしたいわゆる入院設備のある病院で勤務し様々な病気を経験させていただきました。たくさんの患者さん、そしてご家族との出会いがあり、貴重な経験と多くのことを学ばせていただきました。これからはこの経験を生かして、さらに未来を背負った子どもたちとそのご家族のために長く地に足をつけてサポートさせていただけたらと思っております。

【経歴・資格・所属学会】

※経歴

廿日市小学校 廿日市中学校卒業 広島城北高校
平成 3年愛媛大学医学部 卒業
平成 3年広島大学小児科 入局
平成 4年広島赤十字原爆病院 小児科
平成 6年至誠会梅田病院小児科勤務
平成 7年県立広島病院 小児科、新生児科
平成 8年広島大学 勤務 医員、助手、病棟医長
平成18年国立行政法人 独立行政法人呉医療センター小児科 医長、科長
平成27年宮河小児科医院 勤務

[免許]
医師免許 337546号 医学博士
日本小児科学会認定医/専門医
認定小児科指導医
地域総合小児医療認定医

[所属学会]
小児内分泌学会 評議員、日本糖尿病学会、日本マススクリーニング学会、日本新生児成育医学会、周産期新生児学会、日本小児感染免疫学会、日本小児科医会

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